年上の言う「もっと遊びにお金を使いなさい」はほどほどに聞いておこう

年長者や有識者が若者の「NISA貧乏」現象を見て「若いんだからもっとお金を使いなさいよ」と言います。私はこれは半分間違い、半分正解(いや四分の三くらい間違いかな)と思っています。
年長者は、自分達が若い頃にムダづかいをしてちゃんと貯金していなかったことを正当化している例が多いからです。また、「金額を使うのが幸福のバロメーター」と判断していることがあります。
今は金額に比例して幸せが手に入る時代ではありません。使った金額をひけらかして幸せをアピールするのはもはや時代錯誤です。
ただし「ちょっとだけ」自分の幸せや楽しみのために予算を割いてみることは考えてもいいかもしれません。たとえば月に5万円以上資産形成している人は、そのうち月5000円くらい、友達とのお出かけやちょっとした遊びに使ってもいいでしょう。
「友人との楽しい時間のお誘い」を断らない、「今しか経験できないコトに出費する」という意識で予算を考えてみてください。友人とライブに行って、終わった後ご飯を食べるような予算は、投資金額を少しだけ減らしても「かけるだけの価値がある出費」だと思います。
年上の忠告のうち参考にしたいのは「自分を高めるためにお金を使う」

年長者がアドバイスしてくる言葉で耳を傾けてもいい「お金の使い方」がひとつだけあるとしたら、自己研鑽のための出費です。ちょっとした専門書籍を買って読んでみる、有料の講演会やイベントに顔を出してみる、仕事に関連する資格の勉強をし、可能なら資格試験も受けてみる、のようなことにはいくらかお金がかかります。
しかし、ビジネススキルを高めることは自分の商品価値を高めることに繋がるため、何倍ものリターンを生み出すこともあります。
社内で回覧している専門誌、業務として参加できるカンファレンス、会社が資格取得奨励金を出してくれる受験などは低コストでスキルアップになりますから、ぜひ活用してください。その上で「ちょっと」の予算を自己研鑽に回してみるのです。
こちらは過去の私のコラムも参照してみてください。
・自分への投資と株への投資、長期で見た時コスパが良いのはどっち?
