◆自動車盗難の認知件数は4年連続で増加
![[悪い外国人]の錬金術](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/210/2026/4/1777101336442_6j1eieyo12t.jpg?maxwidth=800)
’25年末現在、全国約3100か所の自動車ヤードのうち、千葉県には最多の約760の業者が集中。県警によれば、その8〜9割が外国人の運営するヤードで、四街道市、佐倉市、八街市などを含む印旛地区に集まるという。千葉県議の時代に、この地区が選挙区だったため、ヤード問題に熱心に取り組んできた田沼隆志氏が解説する。
「解体作業に必要な広い土地が安価で、中古車のオークション会場や輸出するクルマを港に運搬する高速道路も近いことが大きな要因です。また、首都圏に近いので中古車の“出物”も多い。外国人が多いのはキツい肉体労働であり、汚れるし、危険な『3K仕事』を日本人が敬遠するという部分もあるでしょう。もちろん適切に運営している外国人も多いですが、日本人は介入しにくく、犯罪の温床になりやすいのは事実です」
◆違法ヤードがはびこる要因は…
日本は中古車の3分の1を海外に輸出し、世界シェア30%超を占める中古車輸出大国だ。自動車生活ジャーナリストの加藤久美子氏が話す。「海外ではこの地域のヤードから輸出された中古車が人気で、『メイド・イン・佐倉』『メイド・イン・四街道』とブランドになっているほど。近年は、軽自動車や旧車が世界的人気で円安のため需要に拍車がかかり、中古車の仕入れ相場が高騰。国内販売向けの業者が手を出せなくなる一方、外国人はビジネスをしやすく、違法ヤードがはびこる一因にもなっています」

