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【図解で見る】古民家を1000万円でリフォーム!性能と趣を両立させる予算配分とは

【図解で見る】古民家を1000万円でリフォーム!性能と趣を両立させる予算配分とは

3.1000万で古民家をリフォームした事例4選

ここまでの費用感を見て、「予算1,000万円では足りないかも」と感じたかもしれません。しかし、実際には1,000万円前後でリフォームを実現している事例は多くあります。
ここでは、リフォーム事例をもとに「どこにお金をかけたのか」という部分に注目しながら見ていきましょう。

3-1.平屋の旧来の間取りを今の暮らしにフィッティング|約1,030万円

事例1‐1

after
費用 約1,030万円
工期 約3か月
施工面積 約80㎡

老朽化が進んでいた住宅全体をリフォームした事例です。
耐震補強を行いながら間取りのレイアウトを全体的に見直し、段差の解消や引き戸への交換、設備の入れ替えなどバリアフリーにも対応。

使われていなかった小屋裏収納は吹き抜けにして開放感を出すなど、現代のライフスタイルに合う住まいへと一新しました。
家全体をリフォームしましたが、平屋かつ面積もコンパクトなため費用は1,030万円で抑えられています。

出典:https://freshhouse.co.jp/case/15348/

3-2.昭和レトロな雰囲気は残して断熱・防犯面を強化|約560万円

事例2‐1

after
費用 約560万円
築年数 築60年以上
工期 約1か月
施工面積 約117㎡

築60年を超える古民家を再生した事例です。
耐震補強と断熱施工を中心に行い、必要な部分のみ内装や設備を交換しました。
間取りはほとんど変更せず、「残せるものは残す」「古民家ならではのレトロな雰囲気にする」という方針で、コストを抑えています。

出典:https://freshhouse.co.jp/case/11757/

3-3.補助金を活用した家全体の耐震工事|実質負担1,155万円

事例3‐1

費用(実質負担額) 1,155万円
築年数 築40年
工期 4か月

築40年の戸建住宅を、安全性重視で根本から修繕した事例です。
当初は耐震補強や間取り変更を予定していましたが、現地調査の結果シロアリの食害もみられたため、構造部分から修繕を行いました。
家全体の修繕と改装で工事費は1,200万円を超えていましたが、補助金を活用したため、実質的な負担は1,155万円まで抑えられました。

出典:https://www.ishome.ltd/jirei/detail.php?pid=1158

3-4.蔵の雰囲気を再現しつつ住宅設備を入れ替え|1,052万円

事例4‐1

after
費用 1,052万円
築年数 40年
工期 3か月
施工面積 75㎡

購入した中古戸建住宅を、古民家の雰囲気を活かしながら再生した事例です。
断熱施工や基礎の更新、水まわり設備の交換など、必要な修繕をしっかり行いながら、蔵のような落ち着いた雰囲気は残しています。
残す部分と変える部分のバランス設計によって、費用を抑えられました。

出典:https://www.8044.co.jp/gallery/2

4.古民家リフォームの予算オーバーを回避する方法

古民家リフォームでは、解体して初めて劣化や不具合が見つかることも多く、当初の見積もりよりも費用が膨らむケースは少なくありません。
とくに柱や土台の腐朽、シロアリ被害、基礎の劣化などは外から見えにくく、工事が進んでから発覚することも。
だからこそ大切なのが、こうしたリスクをあらかじめ想定し、リスクをコントロールする方法です。

4-1.古民家リフォームの実績が豊富な会社に依頼する

古民家リフォームの費用を抑えたい場合は、古民家リフォームの実績のある会社に依頼しましょう。実績のあるリフォーム会社に依頼すると、以下のようなメリットがあります。

古民家に関するノウハウが豊富なため工事が必要な箇所を正確に洗い出してくれる

予算に合わせた最適なリフォームプランを提案してくれる

着工後の追加工事により出費が重なる心配がない

全国数百社にのぼるリフォーム会社の中でも古民家リフォームの実績がある会社は数少なく、かつ質の高い工事ができる会社を自力で探すのは困難です。

「自分に合った会社を手早く探したい」「安心して工事をお任せできる優良会社に依頼したい」という方は、リフォームガイドのご利用をおすすめします。各社へのヒアリングで得意なリフォームを知り尽くしてるプロのコンシェルジュが、古民家リフォームのノウハウが豊富な会社をご紹介します。 回答

4-2.ホームインスペクションで必要な工事を洗い出す

「ホームインスペクション(住宅診断)」は、住宅の健康診断のような調査です。
建物の劣化状況や雨漏りの有無、シロアリ被害などを調べたうえで、必要な修繕方法やメンテナンス時期、おおよその費用まで診断してもらえます。
費用は6万〜10万円ほどかかりますが、リフォーム会社が行う現地調査のセカンドオピニオンとして受けておくと安心です。

4-3.減税制度・補助金制度を活用する

古民家リフォームを行う場合、減税制度や補助金制度を活用し、費用を抑えることができます。

減税制度

古民家リフォームでは、減税制度を活用して費用を抑えることができます。ここでは、対象範囲が広く減税額が大きい所得税を例に挙げ解説します。

【リフォーム促進減税(特定の改修工事をした場合の所得税額の特別控除)】
対象工事 控除率 最大控除額
(対象工事別)
対象工事(いずれか実施) 対象工事限度額
耐震 250万円 10%※ 25万円
バリアフリー 200万円 20万円
省エネ 250万円
(350万円)
25万円
(35万円)
三世代同居 250万円 25万円
長期優良住宅化 耐震+省エネ+耐久性 500万円
(600万円)
50万円
(60万円)
耐震or省エネ+耐久性 250万円
(350万円)
25万円
(35万円)
子育て 250万円 25万円

※()内の金額は、太陽光発電設備を設置する場合
※ 対象工事の限度額超過分、およびその他リフォーム工事についても一定の範囲まで控除率5%で控除対象となる

出典:国土交通省「既存住宅のリフォームに係る税の特例措置の延長

所得税のほか、リフォーム内容によっては固定資産税や贈与税でも減税措置を受けられる場合があります。

補助金制度

減税制度と同様に、補助金制度でも耐震、省エネ、バリアフリーのリフォームで国や自治体の補助金を利用できる場合があります。

事業名 概要 最大補助額
省エネ・断熱改修、子育て対応リフォームなどに対して補助する制度 100万円/戸
高性能建材を用いた断熱改修工事を行った場合に補助金を受けられる制度 120万円/戸
自宅をバリアフリー改修するときに、介護保険を活用して国から補助金を受け取れる制度 18万円/戸
各自治体のリフォーム関連助成金 各自治体が独自に実施しているリフォームに対する助成金制度 制度により異なる

補助金制度の詳細や利用条件は各自治体に応じて異なります。まずは、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会のWebサイトで確認しましょう。
ので、参考にしてください。

4-4.どうしても資金が足りないならローンの活用も検討できる

優先順位の高い工事を削ってしまうと、その後の住み心地や安全性に影響が出る恐れがあります。どうしても予算が足りない場合は、ローンの活用も検討しましょう。

古民家リフォームで選択肢に挙がるのは、次の2つです。

無担保リフォームローン

住宅ローン

古民家を購入してリフォームする場合は、住宅ローンを利用できる可能性があります。
ただし、住宅ローンの審査には物件の担保価値も影響するため、建物の資産価値が低い古民家は、審査に通らない、あるいは借入可能額が低くなる点に注意が必要です。
そのため古民家リフォームでは、無担保リフォームローンで不足分のみを補う方法が現実的になります。

ローン審査は収入や年齢、勤続年数などのさまざまな要素をもとに判断されるため、まずは金融機関の窓口で相談してみるとよいでしょう。

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