50代頃から増え始め、65歳以上になると10人に1人が該当するといわれる脊柱管狭窄症。どんな病気で、どのような人がなりやすいのか。整形外科医の武田淳也さんに伺いました。
教えてくれた人:武田淳也(たけだ・じゅんや)さん
整形外科医。スポーツ・栄養クリニック(福岡・代官山)理事長。1993年福岡大学医学部卒業。スポーツドクターとしてオリンピック、ワールドカップ等に携わる。正しい姿勢と体の使い方の修得を一般の人々に広げるために開発した「カラダ取説」プログラムの普及がライフワーク。
50代から増える脊柱管狭窄症。どんな病気?

日本人が訴える自覚症状で最も多いのが、腰痛(2022年国民生活基礎調査)国民病ともいえる、この腰痛を引き起こす代表的な病気の一つが「脊柱管狭窄症」です。
脊柱管は、背骨の中にある神経の通り道。この空間が狭くなって、中を通る神経が圧迫され、腰痛や脚のしびれなどが起こります。
典型的な症状は、しばらく歩くと脚に痛みやしびれが出ますが、少し休むと楽になってまた歩けるという「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」。他にも腰を反らすと痛みやしびれが強くなり、前かがみになると楽になるのも、よく見られる症状です。

