女性はクリスマスケーキと言われた時代から……
昔々、コンサバファッション雑誌「JJ(ジェイジェイ)」人気で、女子大生がちやほやされていた時代。彼女たちが卒業、就職した頃、「女性はクリスマスケーキ」と言われたものです。
もっとも売れるのがクリスマスイブの24日。25日がギリギリの売り時で、それを過ぎると余り物として安売りか廃棄処分になるクリスマスケーキになぞらえ、結婚という名の売り時はギリギリ25歳までだと。さらに、女子社員が結婚退職することは「寿退社」と賞賛されました。
そんな雑音を聞いてか聞かずか、ずっと働き続けてきたのが「定年女子」。会社勤務にはこだわらないので、働き方はいろいろです。
働き続けてきた定年女子はマイノリティ?

1986年に男女雇用機会均等法が施行。この年に4年制大学を卒業して新卒入社した女性は、2025年の今年、60歳。
法律ができても、実際のお給料や仕事内容、昇進昇格の機会などの男女差は、なかなか変わりませんでしたが、制服やお茶当番など、今は笑い話になっている会社が多いことを思えば、少しずつ変わってきたこともわかります。
1992年に育児休業法が施行されても、中小企業でも普通に育児休業がとれるようになるまではけっこう時間がかかりました。
当時の苦い思い出話は、定年女子のあいだでは止まらなくなるテッパンネタの一つです。
そんな環境だったから、周りの働く女性たちは結婚や出産で次々と働くことをやめ、これまでがんばって働き続けてきた定年女子は、いつのまにか超少数派になっていました。
今、50代前半の定年女子でも、 「社内で女性初の定年退職者」になりそうな人がたくさんいます。
あなたの周りではいかがですか。

