◆本棚から本をバラ撒くなどの狼藉をはたらく
一度は母親に連行されて大人しくなった男の子だったが、母親が受付でやり取りを始めると、また暴走が始まった。「今度は本棚の絵本をバラ撒いたり、お母さんが娘さんに読んでいる絵本に割って入って『絵本読んで〜』って。仕方なく、そのお母さんは一緒に絵本を読んであげたんですが、すぐに飽きて走り回り始めちゃったんです」
◆遂に被害者が……
そして、ついに“被害者”が出てしまうこととなる。「その男の子は長椅子に土足のまま乗って、飛び跳ねて遊び始めたんです。隣にいたおじいさんがものすごくムッとしてて、あ、これは怒るだろうなって思ったら、男の子はイスから飛び降りました」
すると次の瞬間、院内には耳をつんざくような女性の叫び声が響き渡った。
「向かいに座って寝ていた若い女性の足に、その男の子が飛び乗ってしまったんです。ものすごい大声で『いったぁーーい!』って。もう、待合室にいた人、みんなビックリして騒然としていました。若い女性も、最初は何が起きたのかわからないって感じでしたが、男の子が飛び乗ってきたことがわかっても怒るわけにもいかず、怒りに満ちた顔をしていましたね」

