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「あと何日親と会えるか」計算したことある?50代女性が再発見した家族の時間

「あと何日親と会えるか」計算したことある?50代女性が再発見した家族の時間

仕事に追われる毎日を送っていた美和は、妹の美穂からの電話がきっかけで、しばらく帰っていなかった実家を久しぶりに訪れる。そこで見たのは、少し小さくなった母の背中。忙しさの中で見過ごしていた親孝行や家族の絆について、改めて考えさせられる物語。

登場人物

美和(私)

55歳。キャリアウーマン。仕事に忙しく、実家の母のことを気に掛ける時間が、今まではあまりなかった。実家から電車で1時間くらいの場所に住んでいる。

美穂

45歳。美和の妹。子どもが手から離れてから、実家近くに住み、週1~2回くらいは母の元へ通い、家事や食事の手伝いをしている。

節子

78歳。美和と美穂の母。夫は美和たちが成人したのち先立ち、今は1人暮らし。

妹から突然の電話。「来週の土日って空いてる?」

ある日の午後、私はオフィスの給湯室で紅茶を淹れながら、妹・美穂とスマホで会話していました。「来週の土日って空いてる?」と、久しぶりに連絡してきたのです。

「たまにはお母さんに顔見せたらどうかなーって思って」と言う美穂に、私は「ちょっとスケジュール見てみるから、待ってて」と返しました。

仕事に追われる日々で、実家のことはつい後回し。美穂が母の近くに住んでくれている安心感もあり、私はすっかり実家から遠のいていました。

パソコンのカレンダーを確認しながら、「母と最後に会ったのはいつだったっけ?」と思い返してみます。年末年始も帰れなかったし、その前も何年も前のこと。そんな自分に、少しだけ後ろめたさを感じました。うん、帰ろう……。

配信元: HALMEK up

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