久しぶりの再会

週末、久しぶりに実家の玄関を開けると、奥から美穂の声が飛んできました。
「遅いよ~、何してたの?」リビングから顔を出す美穂に、「ごめんごめん。ちょっと仕事が残ってて」と苦笑い。
母の節子は、ソファーで雑誌を読んでいました。「おかえりー」と優しく迎えてくれる母。
キッチンで夕飯の支度をする美穂に、「もうちょっとかかるから、座って待ってて」と促され、私は所在なげに、母の正面に座りました。
変わらぬ母の笑顔と、家族の会話

「なに読んでるの?」と尋ねると、母は「美穂が持ってきた雑誌。ちょっと私には若すぎるけどね、ハハ」と笑います。その笑顔に、どこかほっとしました。
「仕事は?相変わらず忙しいんでしょ?」と母に聞かれ、「うん、まあね」と答えると、「忙しいうちが花だからね」と母。
すかさず美穂が「お母さんも何かしないと、ボケちゃうよ」とキッチンから声をかけると、「ボケないわよ!まだね」と母が返します。
家族の気さくなやりとり、これぞ実家に帰ってきた感じ!思わずうれしくなりました。

