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日本人の98%が不足しているのは何!?ゆるんだ腸をピタッと密閉「ビタミンD」パワー

日本人の98%が不足しているのは何!?ゆるんだ腸をピタッと密閉「ビタミンD」パワー

腸の壁を修復し、有害物質の侵入を防ぐビタミンD。がん予防や免疫調整に不可欠な一方、現代日本人の98%が不足しているという衝撃の事実も 。食事だけでは補いきれないこの必須栄養素を、効率的に取り入れる5つの新習慣を医師が解説します 。

教えてくれるのは、二人の医師

平島徹朗(ひらしま・てつろう)さん
日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器病学会専門医、日本抗加齢学会専門医。「福岡天神内視鏡クリニック」を開設し、院長、理事長を務める。「薬の服用は最小限に、食事と生活習慣の改善が最優先」をモットーに横浜と福岡で診療を行っている。

秋山 祖久(あきやま・もとひさ)さん
医学博士。日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本肝臓学会専門医。多くの総合病院勤務を経て「福岡天神内視鏡クリニック」院長に就任。ビタミンDを愛し、ビタミンDの大切さを熱心に語ることから「ビタミンD先生」と呼ばれている。

※本記事は、書籍『腸疲労 40代から必要な消化・吸収の新習慣』(KADOKAWA刊)より一部抜粋して構成しています。

腸のバリアを固める! 最強の助っ人「ビタミンD」の威力

腸のバリアを固める! 最強の助っ人「ビタミンD」の威力
genzoh / PIXTA

第1回は「すぐお腹が空く」状態に隠された意外なリスクや腸の「時差ボケ」。第2回は、腸の壁を修復し「腸漏れ(腸から必要な栄養が体外に漏れ出し、有害な物質が体内に漏れ出す)」を防ぐための最も基本的な栄養素として、タンパク質の重要性をお話ししました。

しかし、どんなにタンパク質を摂っても、それを組み立て、壁の強度を高める優秀な“現場監督”がいなければ、頑丈な家は建ちません。その最強の現場監督こそが、「ビタミンD」です。

ビタミンDと聞くと、多くの方は「骨を強くするビタミンでしょ?」と思われるかもしれません。もちろん、それも正解です。

しかし、最新の医学研究で、ビタミンDが私たちの健康、特に腸と免疫、そしてがん予防において、これまで考えられていた以上に重要な役割を担っていることがわかってきました。それなのに、最新の調査では現代日本人の実に98%で、この最も重要なビタミンDが不足しているのです。

では具体的に、ビタミンDがもたらす効果について見てみましょう。

効果(1)腸壁を固め、腸漏れを物理的に防ぐ
ビタミンDが腸漏れに直接的に効く、その最大の理由。それは、腸の細胞同士を固く結びつけているタイトジャンクションを、物理的に強化してくれるからです。

私たちの腸の細胞には、「ビタミンD受容体(VDR)」という、ビタミンDからの指令を受け取るためのアンテナが備わっています。血液中のビタミンDがこの腸のアンテナに結合すると、「腸壁の守りを固めよ!」というスイッチがオンになり、細胞同士の結合を強化するタンパク質の合成が促進されるのです。

効果(2)免疫の総司令官として、腸の火事を鎮める
アレルギーやうつ病、糖尿病といったさまざまな不調の根源には「腸の慢性炎症」があります。

ビタミンDは、この炎症を防ぐ役割も担っています。全身の免疫細胞にも、ビタミンD受容体(アンテナ)が存在しますが、これにビタミンDが結合すると、免疫を高めてくれたり、逆に免疫の暴走を抑えてくれたりと、絶妙に免疫のバランスを取ってくれます。

つまり、腸の炎症を直接的に鎮め、アレルギー反応などを正常化してくれるのです。

配信元: HALMEK up

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