ジムに通ったりスポーツを始めたりしなくても、日常の動きを少し見直すだけで運動は増やせます。50代に足りない運動タイプがわかる簡単セルフ診断と、歯みがきや身支度の“ついで運動”で無理なく体を整える朝習慣を紹介します。
教えてくれたのは、2人のプロ
監修:小熊 祐子(おぐま・ゆうこ)さん

慶應義塾大学スポーツ医学研究センター・大学院健康マネジメント研究科教授。慶應義塾大学医学部卒。医学博士。日本医師会認定健康スポーツ医・産業医。日本内科学会認定総合内科専門医。専門は、運動疫学、スポーツ医学、身体活動と公衆衛生。
運動指導:平田 昂大(ひらた・あきひろ)さん
慶應義塾大学スポーツ医学研究センター研究員・東京都立大学健康福祉学部特任助教。公衆衛生学博士。健康運動指導士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。専門は、身体活動・運動疫学、健康・スポーツ科学。
ジムいらず!生活の「なか」で運動不足を解消する方法
運動が大切だとわかっていても、「忙しくて時間がない」「三日坊主で続かない」と感じている人は多いもの。仕事や家事、育児に追われ、自分の体は後回しにしがちです。
しかし、ランニングやマシンを使った筋トレだけでなく、駅まで歩く、お風呂掃除をするといった「生活動作」も立派な身体活動といえることをご存じでしょうか。
アメリカの研究でも“NEAT”(運動以外のエネルギー消費量)が多い人ほど肥満の割合が少ないことがわかっています。何も考えず動いている生活動作も、少しの工夫で立派な「運動」にすることができるのです。

