毎日の手入れ次第で、庭やベランダの植物は顕著に変化していく。どんな道具を使えば、気軽に楽しく、そしてより素敵に育てられるのか。&Premium150号(2026年6月号)「花と緑のある暮らし」からプロの園芸家6人が日頃から使っている、信頼できるガーデニングツールをそれぞれ推薦コメントとともに紹介します。今回のテーマは「ジョウロ」について。
エコ素材でできたたっぷり大容量。

清水葉峰_たくさんの植物の管理や広い庭の手入れには、大容量のジョウロが必要不可欠。「以前、長年愛用していたジョウロが廃番になってしまい困っていたときに見つけたのが、たっぷりサイズのこれでした」。〈エポカ〉は環境に配慮したものづくりを行う1968年創業のイタリアのメーカー。「エコ・ラブ」シリーズは無着色のリサイクルプラスチックを採用している。エコ・ラブ2 [W63×D16.5×H35㎝、容量12ℓ]¥3,520(エポカ/SOLSO FARM 044‒740‒3770)
清水葉峰 『SOLSO FARM』代表 しみず・ようほう 大学で自然環境や緑化について学んだ後、植物・ランドスケープデザイン・施行のプロフェッショナル集団〈SOLSO 〉に入社。商業施設や店舗のスタイリングから、現在は『SOLSO FARM』のマネジメントなどを務める。
空間に馴染む、穏やかな佇まい。

川原伸晃_「ジョウロにも多種多様なデザインがありますが、カラフルな樹脂製や金属の光沢が際立つものが多く、暮らしに取り入れると少し存在を異質に感じ、気になってしまう」。そこで普遍的な生活に馴染むジョウロを自らオリジナルで開発。小ぶりでシンプル、部屋の片隅に置いても背景に馴染むような素朴な佇まいに仕上げた。優しい水流が生まれるように、あえて口は細くしている。如雨露 レンオリジナル[W21×H12㎝、容量0.6ℓ]¥5,401(レン 03‒3456‒0871)
川原伸晃 〈REN〉代表 かわはら・のぶあき 18歳でオランダのフロリスト、レン・オークメードに師事。2005年に〈REN〉を立ち上げる。’11年に園芸界初のグッドデザイン賞を受賞。著書に『植物哲学自然と人のよりよい付き合い方』(講談社選書メチエ)など。

