
春の訪れとともに、鮮やかな青紫色の小さな花を株いっぱいに咲かせるオトメギキョウ(ベルフラワー)。「乙女」の名を冠する愛らしい花は、一度植えれば毎年楽しめ、ガーデニングビギナーにもおすすめの多年草です。
しかし、「買ったときは綺麗だったのに、すぐ枯れてしまった」「来年も咲くの?」などとお悩みも多い植物。そこで今回は、オトメギキョウ(ベルフラワーの)の基本情報とともに、育て方や失敗しやすい夏越しの注意ポイントを解説します。
オトメギキョウ(ベルフラワー)の基本情報

植物名:オトメギキョウ
学名:Campanula portenschlagiana
英名:wall bellflower、Dalmatian bellflower、Adria bellflower、Campanula muralisなど
和名:オトメギキョウ(乙女桔梗)
その他の名前:ベルフラワー
科名:キキョウ科
属名:ホタルブクロ属
原産地:クロアチア西部
形態:多年草
オトメギキョウの学名はCampanula portenschlagiana(カンパニュラ・ポルテンシュラギアナ)、別名はベルフラワーです。キキョウ科ホタルブクロ属の多年草で、原産地はクロアチア西部。比較的冷涼な気候を好み、寒さには強い一方で、夏の暑さが苦手なため夏越し対策が必要です。草丈は10〜15cmで、花壇の前面や縁取り、ロックガーデンなどに向いています。

多年草で、一度植え付ければ越年して毎年開花を楽しめます。常緑性のため、冬もみずみずしい葉姿を保ちます。
石組みの隙間で育つオトメギキョウ。ロックガーデンなどにも。humanVSnature/Shutterstock.com
オトメギキョウ(ベルフラワー)の花や葉の特徴

園芸分類:草花
開花時期:4〜5月
草丈:10〜15cm
耐寒性:強い
耐暑性:やや弱い
花色:紫
オトメギキョウの開花期は4〜5月で、花色は青紫や赤紫から淡い紫。花径は2cm前後で、ベル形の花を上向きに咲かせます。花つきがよく、花茎を伸ばした先に数輪の花をつけ、満開時には株を覆うほどに咲き、見応えがあります。コンパクトにまとまり、花つきがよいので、鉢植えやロックガーデンでも人気です。

葉は互生につき、楕円〜扇状で縁にいくつかギザギザとした鋸歯が入ります。分枝してこんもりと茂り、ボリューム感のある株姿になるのが特徴です。
