3.従業員にできる熱中症対策
事業者が実施するだけでなく、従業員自身でおこなう対策も大切です。
熱中症予防のためのチェックリスト
熱中症を予防するためには、前日から体調を整えることが大切です。以下の注意点を確認してから仕事に臨みましょう。
前日
当日
業務中
自分でできる熱中症対策

(1)暑さに慣れておく
夏の暑さに身体を慣らすことを、暑熱順化といいます。暑さに慣れることで熱中症になりにくくなるため、運動や入浴をとおして慣れておくことも有効です。
(2)プレクーリング
プレクーリングとは、作業に入る前にあらかじめ体温を下げておくことを指します。これにより、急な体温上昇を防ぎ熱中症になりにくくします。プレクーリングの方法には、シャーベット状の飲み物などによって体内から冷やす方法と、手足を氷水に浸け外部から冷やす方法があります。
(3)水分・塩分補給
のどの乾きを感じたときは、すでに脱水状態が始まっていることがあります。乾きを感じる前に、こまめに水分と塩分を摂取しましょう。
(4)応急手当て
熱中症の可能性を感じたら作業から離れ、涼しい場所で身体を冷却し、水分と塩分を補給しましょう。自分で水が飲めない場合は同僚などに水を飲ませてもらったり、水を全身にかけてもらったりします。
4.【従事者向け】医療・福祉業界における熱中症対策
熱中症は室内外問わず起こります。とくに、医療・福祉の職場では、訪問時の移動や入浴介助、外遊びの見守りなど従事者が熱中症になりうる業務がたくさんあるため、対策が必要です。
ここからは、看護・介護・保育に従事している人が実際におこなっている熱中症対策を紹介します。
看護師の熱中症対策
- 首掛け扇風機、気加熱で冷えるタオル、頸動脈を冷やすネッククーラー、冷感シャツスプレー、シーブリーズを使ってしのいでます
- 日焼け止めと持ち運べる扇風機、冷えピタを首に貼ったり汗対策に着替えを準備していました。靴も、メッシュの軽いやつがベストですよ
- (入浴介助時)お風呂の脱衣所にすぐ飲めるように水分は必ず常備しておいてください!(中略)夜もしっかり寝て食事をしっかりとることも大切ですよ
- 保冷剤などをタオル保護し、首に巻いています◎
- 入浴(介助)前にはポカリを冷やしておいて、適宜飲みながらやってます。気休めに扇風機回ってます
- 定期的に休憩を挟んで、水分補給をこまめに摂ったり、外の空気に当たったりしてました。首のうしろに冷えピタを貼ったり、塩飴を舐めながらしている方もいました。夏の介助は地獄ですよね
カンゴトークより引用
介護職の熱中症対策
- 100均で売っている首元を冷やすグッズを使っています。あとは塩分チャージできる飴ちゃんも置いてます。水分補給はこまめに摂ることを意識してます
- 夏場の入浴介助大変ですよね(^^;;私は、脱衣所は26度くらいで冷房を入れて、こまめに水分補給をしています。首にクールリングを付けているスタッフもいますよ
- 入浴介助の時はタオルに保冷剤を入れて首に巻いています!ヘアゴムで保冷剤が落ちないよう固定しています
- 吸水速乾のTシャツ、クールリングやクールネックタオル、手に冷水をかけると早く体温が下がるそうです
- 介助中、入居者さんが湯船に入っている時に、水で顔を洗ったり、足に水をかけたり、脱衣室に水分を置いているので飲んだりしています
- うちのグループホームは利用者用とは別に麦茶とスポーツドリンクが職員が飲むために冷やされています。職員間でも声を掛け合い水分補給をしてます
カイゴトークより引用
保育士の熱中症対策
- 私の園では、熱中症警戒アラートが出ると、外遊びは禁止になります。水遊びでも、20分間と短くなります(中略)塩分チャージやスポーツドリンクも使ってみた方が良いと思います
- 熱中症警戒アラートが出た場合は、外にはでません。水遊びもタープの下で、短時間だけにしています。塩分入の飴を舐めたり、外に出る前に冷感スプレーをしたりしています
- クールリングおすすめです★あと、できるだけ日陰にいるようにしていますね
- 外で先生だけで作業があるときとかは、タオルや帽子に保冷剤をつけています。首の扇風機に冷たくなるパネルがついてる物も便利です
- 子どもたちに水分補給の声かけをすると共に自分も必ず飲むようにしています。os1を常備してます。ゼリータイプが飲みやすくて個人的に好きなので、ちょっと辛いと思ったら飲んでいます
ホイクトークより引用

