ヤマボウシの名前の由来や花言葉

ヤマボウシの名前は、比叡山延暦寺の僧兵である白い頭巾をかぶった山法師をイメージして名付けられたとされています。苞の中央に集まるグリーンの球体の花が坊主頭に、4弁の白い苞が頭巾のように見えたのでしょうか。
学名は、Cornus kousa。属名の「Cornus」は、ラテン語で「つの」という意味で、材質が堅いことからこの名前がついたようです。
英語では「Kousa dogwood」「Japanese dogwood」と呼ばれています。これは樹皮を煮た汁を犬の皮膚病の治療に使うことからとされていますが、諸説あるようです。
ヤマボウシの花言葉は、「友情」です。端境期にあふれるように咲いて存在感をアピールする樹木として人気が高く、花言葉に気持ちを託してプレゼントに利用されることもあるようです。
ヤマボウシの代表的な種類や仲間
‘ミルキーウェイ’ Cornus kousa ‘Milky Way’

春から初夏にかけて、枝葉を覆いつくすほどの白い花を咲かせる品種です。樹高は6~9mまで成長するので、開花期にはひときわ目を引く存在になるでしょう。
‘ミスサトミ’ Cornus kousa ‘Miss Satomi’

華やかなピンク色の花が特徴の品種です。成長すると、樹高3〜4mほどに伸びます。花がびっしりと咲く満開の時期は圧巻で、庭の主役としても人気です。
‘ウルフアイ’ Cornus kousa ‘Wolf Eyes’

葉の縁がやわらかく波打ち、白い覆輪が入っているため、おしゃれな印象を与えます。花や実はほかのヤマボウシと同様のものをつけます。
常緑ヤマボウシ(ホンコンエンシス)Cornus hongkongensis

冬になっても葉が枯れない品種。6月から8月にかけて白い花をたくさんつけ、秋になると食用可能な赤い実がなります。
また、常緑ヤマボウシを原種とした交配種に‘リトルルビー’があります。若葉のうちから葉が赤いため、カラーリーフとしても人気です。半常緑性で、寒い地域では冬に落葉することもあります。
ヒマラヤヤマボウシ Cornus capitata

ヒマラヤ山脈やミャンマー、中国、ベトナムなどが原産で、キバナヤマボウシとも呼ばれています。常緑~半常緑性で、寒い地域では冬になると葉が落ちますが、暖かい地域では葉を落とさずに越冬可能です。
ヤマボウシよりも小ぶりで、黄味が強い花を咲かせます。葉も黄味の強い緑色で、細長い形をしています。
