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職場から案内された「団体保険」どう選べばいい?【FP家計簿診断】

団体保険に加入する前にチェックする3つのポイント

団体保険は加入を決める前に、下記を確認してみてください。

・配当金の有無と実績
団体保険は、決算後に保険料の一部が戻ってくる「配当金」があるのが一般的です。「配当金」があるプランの場合には、実質的な保険料は記載の金額よりさらに配当金の内容によって、例えば10~30%安くなる可能性があるため、過去の実績を確認しましょう。

・更新時の保険料の上がり方
多くの団体保険は1歳や5歳刻みで保険料が上がります。50代、60代になった時の保険料を見て「その時も払い続けられるか」を確認してください。

・退職後の「継続取扱い」
定年退職後、現役時代に近い条件で継続できる退職者向けの保険制度があるか確認しておきましょう。
団体保険のみの保険に加入していた場合、退職者向けの制度がない場合には退職後保障がなくなる可能性があります。
退職後、民間の保険に加入しようとした場合、健康状態によっては新たに保険に加入することが難しくなることも考えられます。
退職後、保障が継続できない制度の場合には団体保険以外にも民間の保険会社の保障も検討しておきましょう。民間の保険の場合には保険料の支払いは一定の期間、例えば60歳までで終了し、保障は一生涯など自由なプランの設計、選択が可能です。

「なんとなく」の加入はやめましょう

職場の団体保険は「保険料が比較的安い」「加入しやすい」というメリットがありますが、保険料はいったん加入すると固定費として毎月支払うことになります。

安いからといって何となく全部入るのではなく、“今の自分に本当に必要な保障は何か” を整理して選びましょう。

家計管理のアドバイス:先取り貯蓄で浪費を防ぐ

通帳を見る女性 【画像出典元】「stock.adobe.com/maru54」

先取り貯蓄とは、給料が入ったらまず「貯めるお金」を別口座や積立に移し、残ったお金で生活する方法です。先取り貯蓄のメリットには次のようなものがあります。

使い過ぎを防げる
手元にあるお金が少なくなるので、「まだお金があるから使おう」が減ります。ポイントは普通預金などで貯金するのではなく、職場の財形貯蓄を利用するなどできるだけ引き出しにくいところにお金を貯めること。浪費防止に最も効果的です。

貯金が自動的に増える
毎月決まった金額を自動で積み立てることで「余ったら貯めよう」より確実に貯まります。意志の強さに頼らずに済むので「毎月いくら貯金しようか」と悩むストレスが無くなります。

手取りの15~20%の先取り貯蓄を習慣に
浪費を防ぐ本当の目的は、単に切り詰めることではなく、価値のあることにお金を使うことです。先取り貯蓄を済ませた後、手元に残っているお金は「自由に使い切ってもいいお金」に変わります。「これを買ったら将来が不安かも」という漠然としたストレスから解放され、趣味や自己研鑽に心置きなく投資できるようになります。Mさんの場合、今は手取りの13%の貯金額になっているので15%以上の先取り貯蓄を始めることをご検討ください。

アドバイスを受けて…Mさん談

案内のあった「配当金」を確認したところ約30%でした。支払った保険料に対して30%が後で戻ってくるということなのですね。そう考えるととても割安な制度だと感じました。ただ、公的保障のことはまったく意識していなかったので知ることができてよかったです。プラン選択のポイントが理解できたので決めることができました。

財形貯蓄の案内もあったので、1万円給与天引きで貯めようと思います。今の貯金3万と1万の合計4万円で手取りの約18%になるのでその金額を継続してみます。

家計簿診断を終えて

団体保険の募集時期になると、民間の保険と重複した内容になっていないかなどのご相談が増えます。団体保険は年に一回の加入、更新の制度となっていることが多いので、前回のプランを設定してから結婚、出産、住宅購入、お子様の自立などライフプランの変更があればタイミングを逃さず、団体保険も見直すようにしましょう。

保障内容が理解できていないと請求の漏れも発生します。なんとなく加入するのではなく、自分でしっかり検討し判断することをおすすめします。

配信元: mymo

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