◆“口腔性交”の経緯が争点に…
この日の裁判で焦点となったのは、3回目にあった「口腔性交」について。起訴内容の中で、最も法定刑が重い「不同意性交罪」で起訴されている。検察側の見立てでは、「ロケが終わって、Aさんはピンマイクを外すためにロケバスに戻ったときに起きた」とされている。この「ピンマイクを外すように指示した人物」こそ、今回出廷した証人だった。
「普通は音声さんがつけるんですけど、服装によっては本人につけてもらうこともあります。被害者の方がワンピースを着ていて、下からたくし上げる必要があったので、ロケバスの中で本人につけてもらいました」
起訴状などによると、ロケの途中の車内でも、胸を触ったり、ディープキスをするなどのわいせつ行為があったという。それでもAさんは全てのロケが終了した後も、斉藤被告がいるロケバスに戻った。
証人は、ロケバスの外に立っていたAさんに声をかけていた。
「私は『ロケバスに乗りましょう』と声をかけました」
◆Aさんが「一度ロケバス乗車を拒否していた」番組ADによる新証言

「『私はここでいいです(筆者注:ロケバスの外でいい)』と遠慮するような反応をされました。私は『気にせずに戻ってください』と声をかけました」
証人によると、Aさんはロケバスに戻ることを一度拒否したというのだ。結局、斉藤被告が車内にいるロケバスのドアを証人が開けると、Aさんは乗り込んだ。
「(Aさんは)他の出演者にご挨拶された後、ロケバスに乗っていきました」
起訴状などによると、Aさんがロケバスに戻った直後、「口腔性交」の犯行があったという。

