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医学部受験「合格圏の子が落ちる」家庭に共通する戦略ミス…「偏差値中心の志望校選び」が危険なワケ

医学部受験「合格圏の子が落ちる」家庭に共通する戦略ミス…「偏差値中心の志望校選び」が危険なワケ

志望校は「勝ち筋の有無」で決めるべき

合格圏にいる受験生が不合格になるもう一つの理由は、志望校選びの根拠が曖昧なことです。「偏差値が近いから」「名前を知っているから」「近い地域だから」という理由だけで出願校を決めると、本人の強みを活かせない大学に受験料と時間を投じることになります。

見るべきなのは、その大学でどの科目が重いのか、過去問の形式が本人に合っているのか、面接でどのような人物像が問われるのか、補欠の動きや二次(面接・小論文)試験の日程が併願全体にどう影響するのかです。志望校選びとは、偏差値表を上下に眺める作業ではありません。わが子にとって「勝ち筋」がある大学を見極める作業なのです。

併願設計を誤ると、実力を出す前に「心身を消耗する」

医学部受験では、併願の組み方も合否に直結します。私立医学部を複数受験する場合、試験日は連続しやすく、移動や宿泊も伴います。一次(学科)試験、二次(面接・小論文)試験、補欠の動きまで考えると、日程の組み方だけで心身の負担は大きく変わります。

「受けられるだけ受ける」という方針は、一見すると安全策に見えます。しかし実際には、移動疲れや睡眠不足で本命校の試験に集中できなくなることがあります。受験料や遠征費も膨らみ、家庭の負担は増えます。併願とは、数を増やすことではありません。合格可能性、大学との相性、日程の負荷、費用を踏まえて、最終合格に近づく順番を設計することです。

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