◆反動で人気となったバッグ

GUやユニクロなどでもこうした片側でかけて使うようなワンショルダーが大人気に。今もキャッシュレスが進み容量少なめでも良いはずですが、むしろ「このボリューム感がアクセントになる」と実用性ではなく、コーディネートの一部として捉える人も多い。年齢や属性を問わず使いやすいデザインですから、取り入れて損はありません。
◆④激しすぎるヴィンテージ加工

GUも思い切り加工を入れたカーゴデニムなどを展開し話題に。元々ヴィンテージには存在しなかったようなゴテゴテとしたデザインや「どう履いてもそうはならんやろ」という色落ちダメージ加工などが人気に。
バブルの様にどんどん加工を施し、どんどん太く、どんどんゴテゴテと追求していった結果、現在はそれらが綺麗に弾けて「シンプル志向のパンツでシルエットだけ凝ったもの」という需要に変わってきています。例えばGUのバレルレッグなどがそれですね。今はポケットやZIPなどを過剰につけた加工パンツなどは、「子供っぽい」と感じることの方が多いようです。
◆今日本のレプリカデニムブランドが海外で大人気

ヴィンテージバブルでデニムが3桁万円で売買される異常な状況。投資として所有している人たち以外、本当に服が好きなヴィンテージ愛好家はこの状況に辟易としています。布と糸で作られたデニムに数百万なんて馬鹿げていると「安価で本物同様の凝った素材が楽しめる」レプリカデニムに再び注目が集まっているのですね。
40過ぎたおじさんであればドゥニームやマッコイ、フルカウントなどよく知ってる方も多いんじゃないでしょうか。Z世代から火がついた激しいヴィンテージ加工や過剰に高騰したリアルヴィンテージなどよりも、今すぐタンスに向かって「20年前に買ったフルカウント」を引っ張り出す時です。
◆⑤ロゴT

メルカリでは偽物のセリーヌロゴキャップが溢れかえり、バレンシアガのロゴなどは中華違法ブランドに次々とコピーされ、10代の子でもバレンシアガのキャップをかぶってインスタに載せる始末。元々「ロゴ」とは希少性やブランドの権威性を象徴するものだったはずなのに、現在では手垢がつくほど消費され、違法コピーが横行したことで、かえって「安っぽい」印象を作るものとなってしまいました。
◆ロゴTも場合によってはアリだが…

―[メンズファッションバイヤーMB]―
【MB】
ファッションバイヤー。最新刊『ロードマップ』のほか、『MBの偏愛ブランド図鑑』『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Xアカウント:@MBKnowerMag)

