◆仕事の時は“心がすっからかん”になることも…

福原:作品をバーッと詰め込んでいた時期があったのですが、役柄もシリアスなものが多くて、振り返ってみると結構大変だったなと。体力面もメンタル面も「ここまでいったら限界」というラインがわからないまま、何でもできると思って突き進んでいて……。
——順調だったからこそ、突き進んでしまった面もあったのでしょうか。
福原:そうですね。性格的に「できるでしょ」と思ってしまうので。でも、その経験があったから、今では自分の時間も大切にするようにしているというか。お仕事の時間って、自分の中から全部出してアウトプットし続けている感じで、心の中がすっからかんになってしまうこともあるんです。だからちゃんと自分のペースを作って、インプットする時間を設けるよう、意識が変わりました。音楽を聴いて自分を癒したり、そういう時間をきちんと作るようにしました。
◆先輩たちの背中が教えてくれた「楽しむ」ということ

福原:「なるべく楽しむこと」ですかね。楽しめる人が一番強いと思うので。キラキラして見えるというか、そういう方に自分も憧れますし、惹かれます。もちろん、できない時もありますが、大事にしたいと思っています。
——「楽しめる人が強い」という感覚は、どこかで学んだものですか?
福原:先輩方を見ていて感じることが多いです。楽しんでやっている方って、その人の魅力がすごく見える気がします。このお仕事は正解がないんですよね。演じることも、現場でのコミュニケーションも。そのうえで、そういったこと全部を楽しんでいる方はかっこいいなと思います。それにお仕事に限らず、プライベートでも楽しめる自分でいたいなという思いもありますね。
——仕事で壁にぶつかったときは、どうやって突破していきますか?
福原:諦めないで、そこと向き合うことしかないと思います。「失敗してもいいや」という気持ちで。絶対こうしなきゃという正解はないと思うので、失敗してもそれは自分にとっていい経験になって、いつか生かされる時がくると思っています。

