「僕が見たかった青空」、2023年6月15日に乃木坂46の公式ライバルとして結成したアイドルグループ(通称:僕青)だ。

しかし、2026年6月3日にリリースされる8枚目シングル「FUNKY SUMMER」は、結成3周年を迎えるアニバーサリーシングルとして全員歌唱となった。
この連載「あの日夢見た雲組」は、12月17日リリースの7枚目シングル「あれはフェアリー」で活動していた雲組メンバーが何を思うのか。現在進行中の全国ツアー2026春の公演の振り返りとともに、彼女たちの今に注目していく。
◆前に出られない自分に感じるもどかしさ
全国ツアーは僕青の20人が一緒にパフォーマンスする全体公演だ。少人数の雲組公演ではない大人数の中で、萩原心花は小さくなって前に出られない自分にもどかしさを感じていた。
ツアー後半戦のスタート。4月25日に行われたZepp Shinjuku(新宿)公演でのライブを終えた後、彼女はそう語った。今回のツアーでは雲組楽曲の「初めて好きになった人」を全員バージョンで披露。会場の奥まで指を指しながら、手を振って声援に応える姿があった。
「曲中に演出でセルフ紙吹雪をやっているんですけど、最初にそれを聞いたときに『自分たちで紙吹雪を降らせるんですか!?』って聞き直したぐらいだったんですけど(笑)。セルフ吹雪も楽しいですね!撮影可能曲ということもあって、『私のファンの方は全員見つける!』ぐらいの勢いで探しているので、公演中に一番テンションが上がるポイントですね」

◆メンバーの魅力をいつ聞かれてもいいように考えてる
ツアー前半は、神田(東京)、宮城、福岡、大阪、広島と5都市を回った。その中で彼女が最も感じたのは、共に戦うメンバーたちの成長だった。
誰よりも周りのことを見ている、と自負するほど、メンバーに対する愛情は深い。
「僕青のこと好きだから、メンバーの新たな魅力を探したいって思うし、見つけたらちゃんと伝えられる人でいたい。だから、いつ聞かれてもいいように考えてます。勝手にやってるんですけど(苦笑)」

「自分の気持ちを言葉にするのが苦手なんです。だから、全員でいるときは一歩引いてグループ全体を見てしまうことが多いかもしれない。僕青に入る前は、友達なんか要らないと思っていたし、臆病な人間だったから」

