
ライムグリーンやブロンズなど、鮮やかな葉色で庭をパッと明るくしてくれるシュラブの「メギ」。日本原産で気候に馴染みやすく、暑さや寒さにも強いため、放任してもよく育つ手軽さが魅力の庭木です。この記事では、四季折々の姿を楽しめるメギの特徴から、人気のカラーリーフ品種、失敗しない育て方のコツまでを詳しくご紹介します。
メギの基本情報

植物名:メギ
学名:Berberis thunbergii
英名:Japanese barberry、Thunberg’s barberry、red barberry
和名:メギ(目木)
その他の名前:コトリトマラズ、ヨロイドオシなど
科名:メギ科
属名:メギ属
原産地:日本(本州(東北地方南部以南)~九州)
形態:落葉性低木
メギの学名はBerberis thunbergii (ベルベリス・ツンベルギー)。メギ科メギ属の落葉樹で、原産地は日本。国内では本州の東北地方南部以南、四国、九州に分布しています。暑さや寒さには強く、一般地では周年戸外で管理できます。新芽が美しく、春に黄色い花が咲き、秋に赤い実をつけて、晩秋には美しく紅葉するため、季節の移ろいを感じやすい庭木の一つです。
カラーリーフのメギを使った公園の植栽。Cool Week/Shutterstock.com
メギの花や葉の特徴

園芸分類:庭木
開花時期:4月中旬~5月中旬
樹高:1.5~2m
耐寒性:強い
耐暑性:強い
花色:黄
メギは低木に分類されていますが、株立ちの樹形で株幅が出やすいので植える場所に余裕を持たせる必要があります。葉は長さ1~4cmの丸みを帯びた楕円形です。晩秋には紅葉する姿も楽しめます。メギの花色は黄色で、花径5㎜前後の小さな6弁花が下向きに開花。また開花時に雄しべに触れると雌しべのある中心に向くのが特徴です。これは昆虫が花にとまった時に花粉をつけさせ、ほかの花に運ばせる生命戦略とされています。秋になると楕円形の小さな果実が赤く熟し、愛らしい実姿にも観賞価値があります。メギの実には毒性はありませんが酸味が強く、食用にはあまり利用されません。

【注意】メギにはトゲがある

メギの葉の付け根や枝の節などには5〜12mmほどのトゲがあります。触れると痛いので、剪定などの作業の際には、ガーデングローブを着用しましょう。
