手指の症状を自力で改善する「10秒神経マッサージ」

「へバーデン結節は、最初は指の第1関節に腫れや違和感を覚える程度ですが、そのまま放っておくと、痛みや変形が進んでしまいます」と富永さん。
そこで早い段階で始めたいのが、次の「10秒神経マッサージ」。朝晩の1日2回、習慣づけることで、指先の血流や神経の流れが改善され、症状がやわらいでいくといいます。
1.指の神経ポイントを確認

刺激したい指の神経ポイントは、人さし指、中指、薬指、小指の第1関節の左右両わきです。
2.それぞれの指を左右10秒ずつ刺激
<ルール>
- 親指の爪を立てて「イタ気持ちいい」強さで刺激する
- 1か所のマッサージ時間は10秒を厳守

第1関節のわきに親指の爪を立て、爪先を小刻みに揺らしながら10秒間グリグリと強めに刺激します。

反対側のわきに親指の爪を立て、同様に刺激します。指の右側も、左側も、必ず「片側ずつ」刺激して、両側から刺激を与えないように! 人さし指から小指まで行います。
習慣を見直して、手指に負担をかけない!
「もう一つ、大切なのは手指に負担をかけない日常のひと工夫。小さな工夫の積み重ねが、手指を守ります」
重い掃除機を使う➡軽量型に替える
重い掃除機を引っ張るのは手指に負担をかけます。軽量型のコードレス掃除機やローラー式の粘着クリーナー、またお掃除ロボットなどを活用しましょう。
手で米をとぐ➡泡立て器を使う
冬場に冷たい水で米をとぐ作業は、手指の血流を悪化させます。そこで「泡立て器」を使ってシャカシャカとぐと手指がラクに。無洗米を選ぶのも手です。
硬い野菜を切る➡カット野菜やレンジを活用
カット野菜や冷凍野菜を活用すれば、包丁で切ることによる手指への負担を減らせます。硬い野菜はレンジで軟らかくしてから切りましょう。
包丁を長時間使う➡ピーラーやキッチンばさみを活用

長年、料理をしてきたハルメク世代は、使い慣れた包丁で何でも始末しようとしがち。ピーラーやキッチンばさみに切り替えを。
夏は半袖のパジャマから長袖にする
暑い夏の夜、クーラーをつけて半袖で寝ると、朝方、手指のこわばりやむくみが起こることも。夏の夜も油断せずに、手首やひじはカバーして就寝を。

