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生き方に悩んだ女子高生が、インドで“靴を見張ってお金を稼ぐ少年”に学んだ商売の本質

生き方に悩んだ女子高生が、インドで“靴を見張ってお金を稼ぐ少年”に学んだ商売の本質

「インドへ行くと人生が変わる」

そう思い立って、異国の地・インドへ足を運ぶ人がいる。新しい発見や出会いが、自分を変えてくれるかもしれない。淡い期待を胸に、日本を離れ、自分の人生観と向き合う。日本でくすぶっている人、生き方を見直したい人にとって、まさにインドは憧れの地とされてきたのだ。

髙橋史好
concon株式会社 CEOの髙橋史好さん(25歳)
16歳で単身インドへ留学し、TikTokで“インド女子高生の日常”というテーマで発信し、大きな話題に。慶應義塾大学在学中はインド向けYouTubeチャンネルを運用し、登録者数を20万人まで成長させた。現在は伝統工芸とポップカルチャーを融合させた「カイシャダルマ」を展開するのが、concon株式会社で代表を務める髙橋史好さん(25歳)。

彼女曰く、起業家としての原点は「インドの生活にある」という。親の反対を押し切ってインドへ留学した背景や、現地で学んだ“インド流商売”、そして今後の展望について話を聞いた。

◆悶々とした日々のなか、旅番組に導かれ「インド留学」を志す

髙橋さんは群馬県の高崎市出身。今でこそ事業を営み、メディアにも多く出ている起業家である。しかし、商人の家系に生まれたわけではなく、いわゆる「教員一家」の家庭で幼少期を過ごした。

「父は世界史、母は中学の公民と社会科を教える先生で、中学生くらいまでは『家と学校の往復』で日常がほぼ完結していました。そのため、当時出会う大人といえば、ほとんどが先生でした。家に帰っても両親は先生という、今振り返ると少し“いびつ”というか、特殊な環境だったなと感じています」(髙橋さん、以下同)

両親が教師という非常に厳しい家庭環境で育った髙橋さん。

「どう見られるか」「こうあるべき」といったルールに常に縛られ、服装一つを取っても「スカートの丈は膝下10センチ」といった細かな決まりがあったりと、周囲の目を気にすることが当たり前の環境だったという。

そんなある日、テレビで見た「インドの旅番組」が人生の転機となった。

「当時は思春期の真っ只中で、正直に言ってかなり息苦しさを感じていました。悶々とするなかで、『インドに行くと人生が変わる』というテレビ番組の特集を見て、『環境を変えたら人生が変わるんじゃないか』と思うようになって。そこから、ネットで『インド 高校生 生き方』みたいなキーワードで調べたのがインド留学を志した理由です」

◆異文化への探求心は父親の書斎が原点

髙橋さんが“異国への憧れ”を抱いたのは、父親の影響が大きかったそうだ。

世界史の教師だったこともあり、父親の書斎には文献や資料だけでなく、船の模型やエジプト関連のオブジェなど、世界各地にまつわるものが並んでいた。こうした異国の文化に触れられる環境があったからこそ、髙橋さんは子どもながらに強い印象を受けていたという。

「家ではゲームもテレビも禁止という厳しい環境だったため、私にとっての楽しみは本を読むか、父の書斎にこっそり忍び込んで模型を眺めることくらいでした。そうした環境だったので、自然と海外や異文化への憧れが芽生えたのかもしれません。

例えば、小学生の頃はヒエログリフのスタンプセットで日記を書いたりしていて、象形文字を組み合わせて言葉を作るような遊びにも夢中になっていたんですよ。もともと好奇心は強かったですし、『外の世界を見てみたい』という気持ちはずっと心のどこかにあったんだと思います」


配信元: 日刊SPA!

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