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70代母の“パチンコ代”のため夜の街へ…“財布”にされ続ける「月収17万円・45歳シングルマザー」の悲鳴。娘のお年玉まで…

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◆毒親の主な4つの類型

[新型貧乏]の法則
都内近郊のキャバクラに勤務していた20歳の頃の田端さん。ハイブランドの小物を持つ姿からも羽振りの良さを感じる
川島氏によれば、毒親には主に4つの類型がある。

「①精神的・物理的に子供に頼り切る『依存型』 ②他者への配慮が苦手な『精神的未成熟型』 ③自己肯定感の低さから子供の挑戦を否定する『過干渉・過保護型』 ④子供の成果を自分の価値と混同し教育虐待などに走りやすい『承認欲求型』です。田端さんの母親は①と②が色濃く重なる併合型と言えます」

自らの生活を犠牲にしてまで“親孝行”する人の根底にあるのは、「愛情ではなく強烈な罪悪感」と川島氏。

「離婚などつらい思いをする親に、子供が『自分が助けなければ』と感じるケースは多い。人は環境に適応する生き物なので、たとえ過剰な親孝行で生活が苦しくても、慣れが親の搾取を助長する例は珍しくありません」

◆親子だからどちらも“当然”と思ってしまう

依存心が強く、精神的に未熟な親にとって、こうした子供は「自分を支えてくれる都合のいい道具」でしかない。

「過去には親の反対を押し切って結婚した『罰』として、月数十万円の送金を強要された事例もありました。当人は『親を傷つけた』という自己否定感が強いため、強制的な親孝行から降りることができず、親もまた『やってもらって当然』となる。相談者に『もし相手が親じゃなくて友達だったら関わりたいか』と問うと、多くが『絶対に嫌だ』と答える。親だからこそ、罪悪感で縛られてしまうんです」

そんな膠着した親子関係も、「新しい誰か」の存在が風穴を開けることがある。

「田端さんは母との関係をつらく思いながらも、ときに感謝され、喜びを感じていたからこそ親孝行を続けられた。しかし娘の誕生により、優先順位が崩れ、母へのストレスが顕在化したと推察されます」

こうした「親孝行地獄」を断ち切るには、どうすればいいのか。川島氏は、物理的距離を取るほか心に境界線を引くことの重要性を説く。

「『親には親の人生があり、生きる力がある』と信じることが大切です。病気やケガといった〝苦難〞も含めて親の人生。過剰な手助けを断つことは、見捨てることではなく、互いの自立への一歩なのです」

自転車操業の日々の中、田端さんはパニック障害の発症をきっかけに“家族”を守るため、母との別居を検討中だ。

「母への感謝は変わりませんが、私にも娘との生活がある。母には生活保護を受けてもらえるよう、行政と相談中です」

自分の人生を取り戻すため――田端さんの苦闘は続く。

【親子関係カウンセラー 川島崇照氏】
「おとなの親子関係相談所」代表。毒親との関係に悩む延べ4 万人の回復支援を行う。著書に『嫌いな親との離れ方』(すばる舎)
[新型貧乏]の法則
親子関係カウンセラーの川島崇照氏
※2026年5月26日号より

取材・文/週刊SPA!編集部

―[働いているのに…なぜか使えるお金がない![新型貧乏]の法則]―

配信元: 日刊SPA!

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