回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年5月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回紹介するエピソードは、そのアンケートに寄せられたものです。回答者である62歳女性のプロフィールは以下の通り。
回答者本人:女性(62歳)
居住地:福岡県
家族構成:自分(62歳)、夫(65歳)、子(30歳、28歳)
回答者の職業:年金生活
配偶者の職業:年金生活
現在の世帯年収:350万円
個人の年収:180万円
住居形態:戸建て(分譲・建売住宅)
現在の金融資産状況:800万円
純粋な親心から息子に800万円を融資。しかし1年後には……
福岡県の戸建て住宅で暮らす62歳の女性。30歳と28歳の子どもは既に家を出ており、65歳の夫と二人、合計で約350万の年金を受け取りながら生活しています。
夫婦2人での穏やかな老後……そんな日々を一変させたのは、実の息子の独立開業でした。

「息子が独立して小さな飲食店を始めたいと言い出した際、頭金が必要だということで、私たちが長年かけて貯めてきた老後資金から800万円を貸し出しました」と明かす女性。
親としてできる、最後の子どもへの協力として、息子の挑戦を後押ししたい——女性と夫は、親としての純粋な思いから大きな決断を下しました。
なお、800万円は贈与ではなく、あくまで貸与。息子には毎月少しずつでも返済するよう約束させたと言います。
ところが現実は、女性たち親子が思い描いた通りにはなりませんでした。
息子の店は「開店直後から客足が伸びず経営難に陥り、1年後には店を畳むことになってしまいました」と、あっけなく廃業に追い込まれます。
さらに「息子には返済する能力が全くなく、貸したお金は戻ってこないまま、自分たちの老後の生活が非常に苦しい状況に追い込まれました」。女性たち夫婦の老後生活は、根底から崩れ去ってしまいました。
