交流会で受けた衝撃。親身すぎる「湯沢の大人たち」
今回のおためし滞在中、将来に迷う彼にプラスになる話が聞けるようにと、湯沢で働く大人たちを集めた交流会を企画しました。(⇒ 当日の交流会の様子はこちら )平日の夜にもかかわらず、多くの大人が集まり、お酒を交えたフランクな場で様々な想いが交差しました。
—— 交流会で出会った湯沢の大人たちは、普段大学や都会で出会う大人たちと何か違いはありましたか?
坂根さん:「普段話している大人の人よりも、より自分のことを考えて、親身になって話を聞いてくれているなという印象を強く受けました。 『もし機会があれば全然自分の周りを紹介するよ』とまで言ってくださって。 交流会自体がとても楽しかったこともあり、自分の思っていることが言いやすく、相談しやすい空気がありました。」
一人の若者の未来を本気で応援しようとする湯沢の大人たちの温かさは、都会のドライな人間関係にモヤモヤしていた彼の心に深く刺さったようです。

(イベントのチラシ)
「何のために起業するのか?」——ビジネスのリアルと本質を学ぶ
交流会では、単なる精神的なエールだけでなく、地方でビジネスをしていく上での厳しいリアルや、実践的なアドバイスも飛び交いました。
—— 特に印象に残っている言葉や、ハッとさせられたエピソードはありますか? 坂根さん:「一番衝撃だったのは、起業に対する考え方です。僕は漠然と『地方で働くなら起業かな』と考えていて、起業すること自体が目的になってしまっていました。 でも、湯沢で実際に起業している大人たちは、『何のために起業するのか』という目的がしっかりしていたんです。 お話を聞きながら、自分がいかに何も考えていなかったかが分かりました。やりたいこと、目的をはっきりさせることがまずは一番大事なんだなと痛感しました」
さらに彼は、湯沢で飲食店を経営する方からのアドバイスにも感銘を受けたと言います。
坂根さん:「『周りに飲食店がたくさんある中で、どう差別化しているんですか?』と聞いたんです。 そしたら、『飲食店は作った人がやりたい料理をまず出しがちだけど、俺の店は需要やニーズを考えてやっている。自分のやりたいことよりも、お客さん側の立場に立ってやるのが続いていくお店の特徴だ』と教えてもらいました。 あと、集客についても面白くて。今はSNS集客が主流ですけど、その方がSNSが苦手らしいんです。だから『どうやって集客しているんですか?』と聞いたら、『お客様から発信してもらえるような商品を提供している』と。目を引くような目玉商品を作ってお客さんが自然と口コミや写真を投稿したくなるような工夫をしているそうです。実際に口コミを見たらその商品の写真がいっぱい上がっていて、色々な工夫をしてビジネスをされているんだなとすごく勉強になりました」

