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全面リフォームを成功させる全ノウハウまとめ

全面リフォームを成功させる全ノウハウまとめ

家全体のリフォームを考えたとき、「費用も工事規模も想像できない」と、不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。
全面リフォームの費用は500万〜1,800万円と幅があり、工期も住宅の種類や築年数、施工面積によって大きく異なります。

さらにリフォームの満足度も業者選びによって左右されるため、事前に基本的な知識を押さえておくことが重要です。
そこで本記事では、全面リフォームの費用目安や工期、業者選びのポイントまでをわかりやすく解説します。

費用の目安をざっくり知りたい方👉1章:全面リフォームの費用相場へ
自分の予算で何ができるか確認したい方👉2章:全面リフォームの予算別シミュレーションへ
工期・スケジュールを確認したい方👉3章:全面リフォームにかかる工期へ
成功事例を見たい方👉4章:全面リフォームの成功事例へ
補助金・減税を確認したい方👉5章:全面リフォームで使える補助金・減税制度へ
業者の選び方を知りたい方👉6章:全面リフォームで失敗しないための業者の選び方へ

1.全面リフォームの費用相場

全面リフォーム(フルリフォーム)は、家の中の複数箇所を同時に改修する大規模リフォームを指します。
水まわり設備の入れ替えだけでなく、床・壁・天井などの内装、場合によっては間取りや外装部分までを一度にリフォームします。

とても工事範囲が広いため、明確な費用相場がなく、住宅の種類や面積、築年数によって大きく変動します。
そのため、ここでお伝えするのは一般的な条件をもとにした費用目安になりますが、全体の予算感を把握していきましょう。

1-1.築年数・坪数別の費用目安

全面リフォームにかかる費用は、戸建て住宅かマンションかによって異なります。
ここでは、それぞれの築年数と広さをもとに、費用の目安を見ていきましょう。

戸建て住宅:建坪25坪(約83㎡)

戸建て住宅の全面リフォームでは、築年数が費用を左右する大きな要因となります。
まずは築年数ごとの費用目安を見てみましょう。

築年数・工事箇所 費用目安
築10年前後(内装+水まわり) 250万~700万円
築20年(内装+水まわり+外装塗装) 300万~900万円
築30年(内部スケルトン) 1,000万~1,500万円
築40年~(内外装スケルトン) 1,500万~2,500万円

築10年〜20年までは修繕箇所が比較的少ないので、費用を抑えやすくなります。
一方で、築30年を超えると屋根や外壁などの外装や、耐震補強、床下や壁内部の配管類の交換なども必要です。

そのため、内装や外装を骨組みの状態まで解体する、「スケルトンリフォーム」を行うのが一般的です。
ただし、スケルトンリフォームは高額になりやすいため、費用が2,000万円を超えるようなら、建て替えも視野に入れたほうがよいでしょう。

リフォームか建て替えか後悔しないための判断基準や費用についてはこちらの記事で解説しています。

マンション:3LDK(約80㎡)

3LDKマンションの全面リフォームの費用目安は、以下のとおりです。

築年数・工事箇所 費用目安
~築30年(内装+水まわり) 400万~800万円
築30年~(スケルトン) 900万~1,300万円

マンションは戸建てとは違って耐震補強や断熱材の充填が不要なため、基本的には内装材や設備の入れ替えだけで十分です。
そのため、費用は戸建て住宅より抑えやすい傾向があります。

ただし、間取りの変更や配管類の交換まで行う場合は、「スケルトンリフォーム」になるケースが多く、費用も高額になります。

80㎡(平米)のマンションリフォーム費用についてはこちらの記事で解説しています。

1-2.戸建て住宅|坪数別の全面リフォーム費用目安

全面リフォームでは、施工面積からおおよその費用を算出できます。
続いて、戸建て住宅の坪数別の費用目安を見てみましょう。

建坪(家全体の床面積) 内装のみ 内外装
20坪 800万~1,200万円 1,000万~1,500万円
25坪 900万~1,300万円 1,200万~1,600万円
30坪 1,000万~1,500万円 1,400万~1,800万円
40坪 1,200万~1,700万円 1,600万~2,100万円
50坪 1,400万~2,000万円 2,000万円~

全面リフォームの費用は、1坪あたりの工事費用「坪単価」をベースに算出するのが一般的です。
戸建て住宅なら30万〜50万円/坪が相場ですが、内装に加えて外装のリフォームも行う場合や修繕箇所が多い場合などは、もう少し高くなります。

1-3.マンション|平米別の全面リフォーム費用目安

マンションの平米別の全面リフォーム費用は以下のとおりです。

専有部分の平米数 費用目安
50㎡ 500万~1,000万円
60㎡ 600万~1,200万円
70㎡ 700万~1,400万円
80㎡ 800万~1,600万円
90㎡ 900万~1,800万円

マンションでは、1㎡あたりの工事費用の「㎡単価」が目安となり、10万〜20万円/㎡が相場です。
構造部分の工事が少なくイレギュラーな追加工事が発生しにくいので、面積からおおよその予算を把握することができます。

1-4.部分別の費用内訳

全面リフォームの費用は坪単価や㎡単価をベースに決まりますが、費用総額を左右するのは「部分別の費用」です。
ここでは、それぞれの工事にどのくらいの費用がかかるのかも確認しておきましょう。

【水まわり設備】
場所 内容 費用目安
キッチン 交換 70万~400万円
壁付けから対面にする 上記に+20万~150万円
浴室 ユニットバスの交換 60万~120万円
在来浴室をユニットバスに交換する 70万~150万円
洗面 交換+内装リフォーム 15万~40万円
トイレ 15万~75万円

水まわり設備は、グレードやオプション、移動の有無などによって費用が大きく変わります。
リフォーム費用の中でも大きな割合を占めるので、ここにどれだけ予算をかけるかが、費用総額を左右します。

設備ごとの費用や選び方については、下記記事を参考にしてください。

キッチンリフォームの費用は?プロが教える節約術や事例も紹介
トイレ改修工事・修理の費用・工期・業者選び・補助金まで徹底解説
【お風呂・浴室・ユニットバス】リフォーム費用相場|事例や補助金情報も紹介

【内装】
場所 費用目安
壁紙の貼り換え(10畳あたり) 5万~12万円
複合フローリングへの張り替え(10畳あたり) 15万~25万円
ドアの交換 10万~30万円
窓の交換(カバー工法) 5万~20万円/箇所
和室から洋室 55万円~

内装リフォームは、素材のグレードや建具の交換有無などによって費用が変わります。
予算が厳しいときには、1階部分や寝室などに範囲を絞って交換するのも一案です。

下記記事でそれぞれの費用感を確認し、どこまで内装を変更するのかを考えてみてください。



【外装】
場所 内容 費用目安
屋根 塗装 60万~180万円
カバー工法(重ね張り) 150万~250万円
交換(葺き替え) 200万~300万円
浴室 塗装 50万~100万円
カバー工法(重ね張り) 80万~200万円
交換(葺き替え) 100万~250万円

屋根や外壁などの外装部分は10年〜20年おきにメンテナンスが必要なため、築年数や既存外装の状態に応じて、リフォームを行うべきか判断しましょう。
外装リフォームでは足場の設置が必要になるため、他の工事とまとめて行うことでトータルコストを抑えやすくなります。



【耐震補強・断熱施工】
内容 費用目安
耐震補強(家全体) 100万~300万円
断熱施工(家全体) 100万~300万円

住宅の安全性や快適性を確保するために欠かせないのが、耐震補強と断熱施工です。
家全体に行う場合の費用目安は100万〜300万円ですが、金物による部分的な耐震補強や、窓ガラスのみの断熱施工なら、もう少し費用を抑えられます。

それぞれの施工方法や費用目安は下記記事で詳しく解説していますので、こちらも参考にしてみてください。


2.全面リフォームの予算別シミュレーション

全面リフォームの費用目安はわかりましたが、「自分たちの予算でどこまで工事できるのか」も気になるところです。
ここでは優先したい工事を「できること」、優先順位の低い工事を「難しいこと」として、予算別に整理します。

2-1.戸建て住宅の予算別シミュレーション

戸建て住宅はマンションに比べて修繕範囲が広く、予算500万円・1,000万円ではできる工事が限られます。

予算500万円の場合
できること 難しいこと
・金物による耐震補強
・一部窓の高断熱化
・配管類のメンテナンス
・水まわり設備の交換
・内装材の交換
・和室の洋室化
・スケルトンリフォーム
・間取り変更
・外装リフォーム

予算500万円のリフォームになると、家全体ではなく、不具合のある箇所や使用頻度の高い場所に絞った工事が中心になります。
具体的には、内装や設備類の入れ替え、耐震補強、リビングの高断熱化など、建物の安全性と快適性を高めるリフォームを優先することになるでしょう。

予算500万円での戸建てリフォームについてはこちらの記事で解説しています。

予算1,000万円の場合
できること 難しいこと
・金物による耐震補強
・一部窓の高断熱化
・配管類のメンテナンス
・水まわり設備の交換
・内装材の交換
・外装の塗装+部分補修
・部分的な間取り変更
・スケルトンリフォーム
・大がかりな間取り変更
・ハイグレード品の採用
・外装の張り替え

予算1,000万円になると、水まわりや内装交換に加えて部分的な間取り変更も可能になります。
ただし、外装部分の張り替えや家全体の間取り変更までは難しいケースが多いので、工事内容の取捨選択や優先順位決めが重要です。

予算1000万円での戸建てフルリフォームについてはこちらの記事で解説しています。

2-2.マンションの予算別シミュレーション

マンションは工事範囲が専有部分に限られるため、同じ予算でもできるリフォームが広がります。

予算300万円の場合
できること 難しいこと
・水まわり設備の交換
・内装材の交換
・一部窓の高断熱化
・配管類のメンテナンス
・スケルトンリフォーム
・間取り変更
・ハイグレード品の採用

予算300万円だと、内装材や水まわり設備の交換など表層部分(見た目)の改善が中心になります。
古さを解消することはできますが、間取り変更は難しいケースがほとんどです。

300万円でできるマンションのフルリフォームについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

予算500万円の場合
できること 難しいこと
・水まわり設備の交換
・内装材の交換
・一部窓の高断熱化
・配管類のメンテナンス
・部分的な間取り変更
・スケルトンリフォーム
・大がかりな間取り変更

予算500万円になると、内装の一新に加えて部分的な間取り変更が可能になります。
たとえば和室を洋室に変更したり、間仕切り壁の位置を変えたりといった、軽微な変更なら対応できるでしょう。

ただし、空間全体を解体して再構築するような大規模リフォームは難しいため、優先順位決めが重要になります。

500万円でできるマンションのフルリフォームについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

【仮住まいのコストも忘れずに!】

全面リフォームでは、多くの場合仮住まいが必要になります。
予算を考える際には、次のような費用も組み込んでおきましょう。

賃貸住宅の家賃、初期費用(敷金礼金)

引っ越し費用

家財の保管費用(レンタル倉庫など)

工期をもとに、必要な費用をシミュレーションしてみてください。

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