◆近年のダービー馬に共通する“父の雪辱”というトレンド
では逆にどの馬が狙い目か。それは直近4年間のダービー馬にヒントが隠されている。その前にまず、2012年から21年のダービー馬を振り返っておくと、14年のワンアンドオンリーを除く9頭がディープインパクトかキングカメハメハの産駒だった。つまり90%の確率でダービー馬からダービー馬が誕生していた。
しかし、2022年からその流れが急変。直近4年間はハーツクライ、サトノクラウン、エピファネイア、キタサンブラックといったダービーで敗戦を喫した馬の産駒が、ダービーで父のリベンジを果たしている。
この4頭の種牡馬に共通しているのは、ダービーで3番人気だったこと。そして4年連続で違う種牡馬の産駒が優勝していることを踏まえて、今年の出走馬の中から上記4頭の産駒を除外。その上で、今年のダービーで勝つ資格のある馬をあぶりだした。
◆勝利の方程式から浮上した穴候補2頭

8戦と豊富なキャリアを誇るアスクエジンバラは昨年のホープフルSで3着、皐月賞でも4着と世代上位の実力を発揮してきた。にもかかわらず、人気になりづらいタイプ。ダービーでも人気薄になるとみられており、鞍上の岩田康誠騎手がこれにへそを曲げて会見を拒否したと管理する福永祐一調教師が明かしていた。
しかし、その鞍上は勝利に執念を燃やしている。17日のレースで落馬した岩田康騎手は、鎖骨を骨折。2日後に患部にプレートを入れる手術を行ったばかりで、体は万全とはいえない。それでも岩田康騎手の意気込みに乗ってみるのもアリではないか。

