
ハンギングバスケットというと、少し上級者向けのものと思われがちです。けれど、じつは初心者にこそおすすめしたいのが、1種類の植物だけで作るハンギング。色合わせに悩む必要がなく、草丈や性質の違う植物を組み合わせる難しさもありません。それでいて、花が咲きそろったときの存在感は抜群! まるで花のボールがふわりと浮かぶような景色作りのコツを武島由美子さんに教わります。
1種類だけのハンギングが初心者向きな理由

1種類植えのよさは、なんといっても植え方も管理もシンプルなことです。白なら清楚に、ピンクなら可愛らしく、ブルーや紫なら涼やかに、リーフだけなら大人っぽく。1種類でも、選ぶ植物によって印象は大きく変わります。さらに、同じ植物を丸く咲かせることで、遠目にも形がはっきり見えます。小さな庭や玄関前、細い通路、花壇の一角など、限られたスペースでも「ここに見せ場がある」と伝わりやすくなります。
ハンギングは“高さ”があるから、庭の景色が変わる

ハンギングバスケットの魅力は、花を空中に持ち上げられること。地面の花壇だけでは平面的になりがちな庭に、高低差が生まれます。
たとえば、つるバラの壁面の前に丸いハンギングを置くと、枝の上で咲くバラと、目の高さで咲くハンギングの花がつながり、立体的な花景色になります。通路沿いに並べれば、歩くたびに花のボールが視界に入り、庭にリズムが生まれます。壁面やフェンスの前に置けば、ハンギングの丸い形がより際立ちます。
