スタイル2:「なんだか間延び」を防ぐ重心アップ術

「私は骨格診断でいうと、上半身が華奢で下半身にボリュームが出やすいウェーブ体型。胸元が寂しく見えやすいVネックは、なんだか貧相に見えてしまいます」と髙尾さん。

「逆に、襟元が詰まったデザインや、透け感のある柔らかな素材は似合いやすいんです。ほら、トップスを変えるだけでも印象が変わるでしょう?」

シアー素材で「隠しすぎ」を回避
今季は透け感のあるシアー素材が人気。
「50代になると、ただ隠すだけでは重たく見えてしまうことも。少し透け感を入れると、抜け感や軽やかさが出て、大人の肌もキレイに見えやすいんです」

ウェーブ体型は“重心アップ”が鍵
下半身に重心が出やすいウェーブ体型は、ボトムス選びにもコツがあります。
「重心が下に見えやすいので、ボトムスはハイウエストがおすすめ。ウエスト位置を少し高く見せるだけで、全身のバランスが整って見えます。
大切なのは“自分の体型に合わせた微調整”なんです」
一方、骨格ストレートタイプは、ハイウエストになりすぎないようにすることと、生地にハリがあるパンツの方がスタイルアップしてキレイに見えるといいます。

さらに黒のロングジレを重ねることで、きちんと感もアップ。ふんわりブラウスが引き締まり、オフィスでも映えるスタイルになります。
スタイル3:50代デニム、“普通すぎる”を回避するコツ

ジャケットとデニムで大人カジュアルなスタイルにしたいのに、なんだかあか抜けない現象に悩む人も多いのでは?
「ジャケットで重視するのは、色よりも形と素材感。体型に合ったジャケットは、それだけで全身をキレイに見せてくれます。
私は本来、ジャケットが得意な骨格ではないのですが、このXSサイズのジャケットは体にぴったり。体型に合う服を着ると、服って実際の値段以上に上質に見えるんです」と髙尾さん。
でもこのままだとなんだか物足りない……。そこで「自分らしいスタイル」にアップデートしていくと――

「50代のデニムは、清潔感と立体感がポイントです。ジャケットを合わせるだけでも整うのですが、それだけだと少し寂しい。帽子やアクセサリーを加えて、上半身に視線が集まるようにしています」

上半身にポイントをまとめて目線アップ
アクセサリーは、むしろ少し華やかなくらいがちょうどいい、と髙尾さん。
「特に手の甲は年齢が出やすいので、リングやバングルで視線を散らすと素敵に見えます。色や質感を統一すると、まとまりも出ますよ」

レースの“凹凸感”で立体感を作る
デニムに合わせたレースも印象的です。
「ただのレースではなく、凹凸感のある柄がポイント。レース柄で陰影を作ることで、私のように平面的になりやすい大人の体に立体感が生まれます。50代のおしゃれは、“欠点を消す”というより、“今の自分をどう魅力的に見せるか”なんです」
50代の体型変化は、「薄くなる人」と「厚みが増す人」に分かれていきます。厚めの人は立体感のあるアイテムが着太りにつながりやすくなりますが、ジャケットによる引き締め効果があると、膨張感が解消されてスッキリ見えます。

