服を整えることは、これからの自分を慈しむこと
50代からの着こなしに向き合うことは、単に見た目を整えることではない。髙尾さんはそう語ります。
「正直、外側だけ変えたってしょうがない、と思う方もいるかもしれません。でも、服を整えることって、自分を後回しにしないことでもあると思うんです。
人間は中身が大切と言いますが、外側が整うことで、その人の魅力や人柄って、もっと伝わりやすくなる。服を見ると、その人が“どう生きたいか”まで、なんとなく伝わるものなんですよね。
だから、おしゃれは誰かのためではなく、自分の機嫌をとり、人生の後半戦を楽しむためのもの。
ほんの少しの心がけで、「今日の私、なんだかいいかも」と思える朝が増えていくはずです」
取材・文=樋口由夏 撮影=日高奈々子 構成=長倉志乃(HALMEK up編集部)

