脳トレ四択クイズ | Merkystyle
これもアジサイ? 雨の季節を美しく変える名品アジサイと、来年も咲かせるコツ

これもアジサイ? 雨の季節を美しく変える名品アジサイと、来年も咲かせるコツ

アジサイ

梅雨の花としておなじみのアジサイ。けれど近年は、私たちが思い浮かべる“昔ながらのアジサイ”のイメージを軽やかに超える、驚くほど多彩な品種が登場しています。星を散りばめたような花形、レースのような覆輪、淡いブルーからピンクへ移ろう繊細な色。でも、こうしたアジサイに魅了され買った後に、「買ったときは美しかったのに、翌年は花が少ない」「地植えにしていいのか分からない」「剪定したら咲かなくなった」など、アジサイを育てる中で立ち止まる人も少なくありません。そんな疑問に答えながら、名品アジサイの魅力と来年以降も楽しむ方法を解説します。

八重咲き、覆輪、星形、グラデーション…多彩なアジサイの魅力

アジサイ

日本に自生するガクアジサイやヤマアジサイの仲間には多様な形質があり、それが品種改良の大きな土台になってきました。アジサイの咲き方には大きく分けて、中心に小さな花が集まり、その周囲に装飾花が並ぶガク咲きと、装飾花が丸く集まった手まり咲きがあります。ここから、さらに育種家たちによる長年の選抜と交配によって、八重咲き、覆輪、絞り、グラデーション、咲き進みによる色変わりなど、花形や質感まで含めた多様な魅力が次々と引き出されてきました。

店頭で目を引く華やかさや、長く楽しめるギフト性が評価され、近年では母の日ギフトとしての地位も確立しています。

買ったときの美しさを、庭でも楽しめる?

アジサイの鉢

アジサイは基本的に丈夫で、地植えにも向く植物です。ただし、店頭に並ぶ鉢花は、生産者の管理によって花数や株姿、開花のタイミングが美しく整えられた状態。いわば、プロの手によってもっとも見頃の瞬間に仕上げられた“完成品”です。

その鉢を庭に植えると、環境が変わります。日当たり、土の酸度、水分、冬の寒さ、剪定の時期、肥料の量。こうした条件によって、翌年以降の咲き方や花色は変わるものなのです。

たとえば、買ったときはピンクだった花が翌年は青色寄りに咲いたり、鉢ではコンパクトだった株が庭で大きく育ったり、剪定のタイミングを間違えて翌年花が少なくなったりすることもあります。これは失敗というより、鉢花として仕立てられた姿と、庭木として育っていく姿が違うということです。

だからこそ、品種選びでは「花がきれい」だけでなく、花付き、株姿、花芽の安定性、庭植えでの扱いやすさも大切になります。

あなたにおすすめ