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「私は主役じゃなくていい」群言堂を継いだ娘・由紀子さんが見つけた“自分らしい役割”

「私は主役じゃなくていい」群言堂を継いだ娘・由紀子さんが見つけた“自分らしい役割”

母の背中を見て育ち、群言堂を継いだ峰山由紀子さん。「私は主役よりサポートタイプ」と語ります。40代後半になり、親の老いを感じることも増えた今。それでも“楽しそうに生きる親”がいてくれるありがたさ、小さな町で暮らす豊かさについて聞きました。

峰山由紀子(みねやま・ゆきこ)さんのプロフィール

株式会社石見銀山生活文化研究所 代表取締役所長。群言堂・創業者である松場大吉・登美の次女。3歳から石見銀山で暮らし、高校入学を機に町を離れ、アメリカや関東での生活を経験した後、1999年「石見銀山生活文化研究所」入社。店舗スタッフ、企画担当等を経て、2023年より現職。保護犬でフレンチブルドッグの福ちゃんを登美さんにプレゼントした張本人でもある。

「楽しそうな大人」に囲まれて育った幼少期

「楽しそうな大人」に囲まれて育った幼少期
「無邪く庵」はろうそくの灯りで囲炉裏を囲み、両親が若かりし頃に議論を交わした場所

群言堂がある石見銀山の大森町は、山に囲まれた小さな町。松場登美さんの次女・由紀子さんは幼少期からここで育ちました。

群言堂の活動が広がり始めた頃、松場家にはいつもいろいろな人が出入りして、町の人や仕事仲間、遠くから訪ねてくる人たち――家の中は、町の社交場のようだったといいます。

由紀子さんは、子どもの頃の食卓の様子をこう振り返ります。

「我が家は基本、家族だけでご飯を食べる日がほとんどなくて、いつも誰かが来ていて、大人が楽しそうに話していました。仕事の話もあれば、暮らしの話もある。大人たちが夢中になって語り合う姿を、子どもながらに見て、『大人って楽しそうだな』って思っていました」

母の登美さんも、まさにそんな大人の一人。やりたいことを見つけると迷わず動き、父・大吉さんと群言堂を立ち上げ、石見銀山での暮らしを形にしてきました。

配信元: HALMEK up

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