
◆「モンテレオーネ怜華」のキャラ変化に自らアイデア出しも
——映画のお仕事は久しぶりですね。ご自身でもその意識はありましたか?トリンドル:ありました。撮影スケジュールはどんな感じだろうとか、映画ならではの規模感やセットの迫力もすごいだろうな、と想像していましたね。何より今までたくさん観てきた堤幸彦監督の作品なので、すごくワクワクしていました。
——モンテレオーネ怜華は前半と後半で大きく変化するキャラクターです。その変化をより印象づける、ある見た目の変化について、ご自身から提案されたと聞きました。
トリンドル:怜華はショートヘアが似合いそうだなと思って、提案させていただきました。その変化がパッとわかる行動を堤監督が考えてくださったのですが、展開やキャラクターの気持ちの変化にもバッチリ合いましたね。
——完成した映画をご覧になって、いかがでしたか?
トリンドル:現場で感じていた“良い緊張感”が、映像にもすごく出ていましたし、自分がいないシーンは脚本でしか読んでいなかったので、純粋に「すごい!」と思いました。最後は何だか泣きそうになって……。あと、唐沢さんが演じた樺山のキャラクターが、本当に救いようがないというか(笑)。隣にいたのに「どうやって演じていたんだろう」と改めて思ってしまうくらいでした。このようなキャラクターは、観ていくうちに良い部分が表れてくることが多いと思うのですが、樺山は一切なくて、「樺山のいいところを知っている人っていたのかな?」と、改めてそんなことを思いました。
◆「1日1回は辞めたいと思う」それでも続けてきた理由
——トリンドルさんと同世代の読者も多く読んでいます。20代と30代で、ご自身で感じる変化はありますか?トリンドル:出産したばかりで、今はちょっとふわふわしています(笑)。20代はがむしゃらに頑張ってきて、30代で少しずつ肩の力が抜けてきた感覚です。

トリンドル:1日1回は感じてしまうものだったりしますよね(笑)。でも冷静になってみると、周りに助けられることも多く、実際に辞めようとしたことはなかったです。
——特に大変だった時期はありますか?
トリンドル:辞めようと思えば辞められた時期は、大学生の時です。実家暮らしだったこともあり、芸能も大学も辞めようと思えば、正直、いつでもどちらかを辞められる状態だったと思います。それがどちらも続けられたのは、周りの人に「もうちょっと頑張ってみたら」と言ってもらえたからです。本当にその一声で、なんとなくもう少しやってみようと思えて、今に至ります。

