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庭木に白い綿⁉ チュウゴクアミガサハゴロモとよく似た「白い虫」の見分け方と対処法

庭木に白い綿⁉ チュウゴクアミガサハゴロモとよく似た「白い虫」の見分け方と対処法

白い虫を見つけたときの観察ポイント

白い虫や白い綿のようなものを見つけたら、すぐに薬剤をまく前に、まずは次の点を確認してみましょう。

1. どこについている?

枝についているのか、葉裏についているのか、新芽やつぼみに群がっているのかで、虫の種類をある程度絞れます。

枝に白い綿のようにつく場合はハゴロモ類やカイガラムシ類、葉裏に白い小さな虫が多数いる場合はコナジラミ類、新芽やつぼみに小さな虫が群がる場合はアブラムシ類が疑われます。

2. 触ると動く? 跳ねる? 飛ぶ?

ハゴロモ類の幼虫は、近づくとピョンと跳ねるように逃げます。コナジラミは葉を揺らすとふわっと飛び立ちます。コナカイガラムシやカイガラムシ類は、ほとんど動きません。

「跳ねる」「飛ぶ」「動かない」は、見分けるうえで大きなヒントになります。

3. 白いものを取ると、下に傷がある?

チュウゴクアミガサハゴロモの産卵痕では、白い綿状物の下に枝の傷が見えることがあります。細い枝や葉脈に列状の傷がある場合は、産卵痕の可能性があります。

ただし、無理に枝を傷つける必要はありません。気になる枝があれば写真を撮り、自治体や専門機関の情報と照合するとよいでしょう。

庭にいる白い虫たちへの対処の基本

発生が少ないうちは、見つけた虫を取り除く、強く発生した枝を剪定する、風通しをよくするなどの物理的な対処が基本になります。

ハゴロモ類の幼虫やアオバハゴロモは、ガムテープでそっと捕獲したり、白い分泌物を拭き取ったりする方法もあります。カイガラムシ類は、歯ブラシや綿棒などでこすり落とす方法がとられることもあります。

薬剤を使う場合は、必ず対象植物と対象害虫に登録があるものを選び、ラベルの使用方法を確認してから使いましょう。食用の果樹や野菜では、使用できる薬剤や収穫前日数が限られるため、特に注意が必要です。

白い虫の正体がわかると、必要以上に怖がらず、植物への被害に合わせて落ち着いて対処できます。庭木やバラ、果樹を守るためにも、まずはよく観察し、早めに見つけることが大切です。

Credit 文&写真(クレジット記載以外) / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!

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