
◆進学理由は「ダンスサークル」
――大盛況だった台湾公演では、記者会見に出席するメンバーにも選ばれていましたね。もね:ありがたいことに。これまで台湾の言語を学んでこなかったのですが、通訳の人にアクセント(ピンイン)について詳しく聞いたりして、結構勉強して臨みました。現地の人たちも、ちゃんと勉強したことは理解してくれたみたいで、そこから応援してくれるようになった方もいました。
――昔から勉強は好きなのでしょうか。国立大理系学部卒というと、狭き門ですよね。
もね:いや、勉強が好きなタイプではなかったですね。両親はやりたいことをやらせてくれて、就学前からスイミングと英語、小学校入学後はピアノも習わせてくれました。どちらかといえば関心があったのはダンスで、『クイズ!ヘキサゴン』で結成されたPaboとか、韓国アイドルのKARAや少女時代に魅了された学生時代でした。ところが住んでいたのが青森県の、結構な山奥なので……当時はダンススクールが通える場所になくて、諦めていたんです。私はその後、東北地方の国立大学へ行くのですが、その大学に決めたのも、私の好きな系統のダンスサークルがあるからなんですよね。
◆高校時代の彼氏に土下座を強要された
――意外すぎます(笑)。受験勉強がたいへんそうなイメージがありますが……。もね:そうですね……実はあまり苦労していません。もちろん、「まったく勉強せず受かりました」みたいなことではなく、きちんと勉強もしていたのですが。高校時代はもうちょっとたいへんなことがあって、受験勉強どころじゃなかったというか。
――詳しく聞かせてください。
もね:同じクラスに、高校入学とほぼ同時に交際した彼氏がいました。部活も一緒です。最初の1年間は普通に付き合っていたのですが、2年生でクラスが別々になってしまうと、彼氏は休み時間に私を見に来て行動に難癖をつけるようになったんです。「脚を組むな」「頬杖をつくな」「ほかの男子と話している」――そんな他愛もないことで不機嫌になって、メールが返ってこなくなるんです。私はそれが理解できず、「なんで怒ってるの?」と彼氏のクラスまで聞きに行ったりしていました。
――結構なモラハラじゃないですか。
もね:今考えるとそうなんですよね。でも当時は何が起きているのかわからなくて。怒るとすぐに「お前のせいで死にたくなってきた、さよなら」と言い出して電話を切られて、自死をほのめかすような人でした。極めつけは、休日に部活のために来ていた教室で、「俺と付き合っているのに、ふさわしくない行動ばかりして、恥ずかしくないの?」と言われ、土下座をさせられるっていう……。

