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「自分が恥ずかしくなった」“43歳おじさん芸人”が行政書士資格を取得したワケ…人生を変えた先輩芸人との遭遇

「自分が恥ずかしくなった」“43歳おじさん芸人”が行政書士資格を取得したワケ…人生を変えた先輩芸人との遭遇

◆「36歳の自分には正社員は厳しそう…」行政書士を目指したワケ

池城どんぐしさん
素顔のどんぐしさん
——それでなぜ行政書士に?

どんぐし:
大学卒業後すぐに芸人になったので職歴がなく、当時36歳の自分には正社員は厳しそうだなと。だったら資格を取ろうと考えていたときに、知人から行政書士の資格を勧められたのがきっかけですね。

——難関の国家資格「行政書士」を取得するのに、どれぐらい勉強されましたか?

どんぐし:
僕は3回受けて、やっと合格しました。試験は年1回で、1回目は難易度をはかるつもりでほとんど勉強せずに受けてみて、2回目はお笑いをいったん休んで本腰を入れて勉強したんですが、合格点に2点届かずめちゃくちゃ落ち込みましたね。3回目は試験の半年前から毎日2時間、直前2週間くらいは有給を使って毎日10時間勉強しました。

◆行政書士資格を取得してもアルバイトを選ぶ理由

——苦労して取得された行政書士資格ですが、その後の生活はどのように変わっていきましたか?

どんぐし:
現実はなかなか厳しくて、資格があっても、実務経験がないと正社員としては採用してもらえなかったんですよね。だから、まずはアルバイトで経験を積む必要があって、今の職場にたどり着きました。

——アルバイトとはいえ、資格をもっているとかなり優遇されそうですね。

どんぐし:
僕も正直、すごい給料をもらえるのかなと思っていたんですけど、フタを開けてみたら普通のアルバイトと同じくらいで。なかなか、うまくいかないもんですね。

——現在までバイトを続けてこられている中で、少しずつ経験も積み重ねてこられたと思います。それでも今もアルバイトという形を選んでいる理由は?

どんぐし:
実際に働いてみて、社員になるには今の自分にはまだ知識が足りないと感じてますね。今は与えられた業務をこなすだけですが、社員になれば一つひとつの業務に責任が伴いますし、法律も定期的に改正されるので勉強を続けなければいけない。

そう考えると、社員になるにはしっかりとした覚悟が必要ですし、芸人としての活動とのバランスもあらためて考えなければいけなくなる。ちょうど今は『MXグランプリ』をきっかけにお仕事をいただけるようになってきていて、このタイミングで社員になると、どうしてもスケジュールの融通が利きづらくなってしまうんです。だから今は、あえてアルバイトという形を続けています。


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