息子からの提案で見えた光明…老後の住まい選びの教訓
「住み替えを諦めるしかないのか……」
そう悩んでいたヨシキさんに救いの手を差し伸べたのは、結婚を控えた息子でした。「一緒に住まない?」と、息子は二世帯住宅の建築を提案したのです。
家族で話し合った結果、ヨシキさん夫婦はこの提案を受け入れることにしました。自宅は最終的に1,900万円で売却。しかし、仲介手数料などを考慮すると赤字でした。それでも、2,500万円の預貯金の一部を住宅購入資金に充てることで、現在は息子家族との二世帯住宅で暮らしています。
もっとも、これは結果的にうまくいったケースです。もし息子からの提案がなければ「売りたくても売れない負動産」を抱えたまま老後を迎えていた可能性もあります。
マイホーム購入においては、価格や間取りだけでなく、その街が20年後、30年後にどうなっているかという視点も欠かせません。
辻本 剛士
神戸・辻本FP合同会社
代表/CFP
