挿し穂の調整

挿し穂は健全で充実した枝や茎を使い、5~12cmくらいの長さで切ることが多いです。樹木類は半木質化した枝を挿し木に利用することが多いですが、例外も多いです。
硬い木の枝は、切り口が斜め45度になるように切ります。柔らかい木の枝や草花類の茎は、斜めに切ると用土にさす時に切り口を傷めるので、水平に切ります。
上部の葉を残し、余分な下葉を切り取ります。挿し穂の長さの半分程度の葉を切るか、葉を3枚程度残します。また大きすぎる葉は半分に切ります。
葉からの蒸散により水分がなくなるので、葉が多いとしおれやすくなります。一方、葉をすべて切ると、発根が遅れます。
メネデールなどの活性剤を薄めた溶液で1~2時間程度水あげすると、発根しやすくなります。また挿し穂の切り口に発根剤をつけると、挿し木の成功率が高くなることが多いです。挿し木が難しい植物は、発根剤の使用がおすすめです。
挿し穂は1/3くらいの長さをおおよその目安に用土に挿します。
挿し木後の管理

多くの植物は、明るい日陰の風当りの弱い場所に置きます。日光を好む植物でも強い日光に当てるのは避けます。
水やりは乾かさないようにしっかり与え、多湿気味に管理するのが一般的です。ただし蒸れを嫌う植物は適度に風通しのよい適湿な環境がよく、挿し木後1週間くらいからは用土の表面がやや乾いたら水やりします。
多くは1~2カ月後に発根しますが、半年近くかかることもあります。小さなポット鉢などに挿し穂を鉢上げ(植え付け)しますが、使用する用土には、いくつか注意点があるので、以下の項目を参考にして用意してください。
