◆ドラレコの緊急通報ボタンが救世主

「正直、うろ覚えだったんですが、加入していた自動車保険のサービスで、緊急時に何とかしてくれるというのを思い出しました」と西田さん。震える左手でボタンを押すと、車内の音声ガイドが作動し、すぐに状況が保険会社に伝わったとのことです。
「本当にその瞬間、『助かった…』と思いました。正直、田んぼに突っ込んでしまおうかとまで考えていましたから」と西田さん。恐怖と緊張で体が硬直する中、緊急通報の作動は精神的な支えとなりました。
◆15分後、黒塗りアルファードはミラーから消えた
その後約15分間、緊張のドライブが続きましたが、バックミラーに変化が現れます。黒塗りのアルファードが徐々に減速し、どんどん遠ざかっていったのです。「遠ざかっていくのを見たときは、本当にほっとしました」と西田さん。しかも同時に、赤色灯のような光も見え、どうやら警察が現場に向かってくれたことが分かったそうです。
翌日、保険会社から連絡が入りました。「ドラレコの緊急通報ボタンを押したことで、警察に通報され、相手は検挙された」とのこと。西田さんは、必要であれば最寄りの警察署に出向き、被害届を提出してほしいと案内されたそうです。
「毎月の保険料は少し高かったのですが、加入していて本当に良かったと思いました」と西田さん。思わぬあおり運転被害に遭遇しましたが、迅速な対応とドラレコのおかげで安全に解決できたといいます。

