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20代女性が抱えるお金の不安。FPが教えるお金とメンタルの管理法

資産はお金だけではない

物価高の昨今、コスパを重視するあまり友人関係もコスパで判断する傾向があると言われています。こうした風潮をフレンドの「フレ」とインフレの「フレーション」「フレ」を合わせて「フレフレ現象」と呼ぶようです。家計の見直しは大切ですが、そのために友人や大事な人と会う外食の頻度を減らすなど、コスパを重視し過ぎるのはいかがなものでしょう。

筆者がこれまで出会ってきた、充実したセカンドライフを過ごしている人々は、皆一様に「人生の財産は、お金だけではない」と口にします。つまり友人も財産、そして今過ごしている時間も財産ということです。

実はこの「財産=お金だけではない」という考え方は、会計の世界にもあります。会計の基本「貸借対照表」は、「資産」と「負債」、「純資産」の3つからなります。資産というと、つい金融資産ばかりに目が行きがちですが、企業会計でも「のれん(ブランド力や技術力など)」や「特許権」など、形のない価値も資産として計上しています。

ぜひ一度、ご自身の貸借対照表を作ってみることをお勧めします。

毎月年金保険料を払うことは一見負債のようにも思えますが、その記録は着実に積み上がり、将来受け取れる年金額に反映されます。これも立派な「資産」です。住宅ローンは大きな負債ですが、「ローン残高>手持ちの金融資産」という数字だけで判断するのは早計です。あなたが持つ知識・資格・経験・人脈といった目に見えない財産も、貸借対照表の「資産」欄に加えてみてください。前向きに自分を高め続ける姿勢そのものが、将来の収入力=「ローンを返済するチカラ」になるからです。

このように自身の貸借対照表を書き出すことで、ご自身がお金以外のたくさんの「財産」を有していることに気付く機会になります。自分にとって大切なものは? と改めて考えてみると、様々な気付きがあり、それが不安を減らすことにもなるでしょう。

まとめ~不安を行動のエネルギーに~

収入や金融資産の多寡によらず、誰しもお金について少なからず不安は感じるものです。何も不安を感じないぐらい大きな資産を築き、仕事を辞めて利息や配当、家賃収入などでのんびり暮らすことに憧れる人も多いのですが、いざそのような状況になれば、今度は別の不安要素が出てくるものです。

筆者は「不安」を抱えている位の方が上手にお金の管理ができると思います。
例えば自動車は4輪で車体を支えるため安定していますが、一輪車は不安定なので両手を広げてバランスを取り、集中して乗らないといけません。反対に自動車は安定しているからこそ「油断」や「無頓着」が生まれ、スマホの“ながら運転”などの事故に繋がることもあります。
「不安」に振り回されるのではなく、将来に備える日々のエネルギーに変えて生活していきたいですね。

配信元: mymo

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