
オレンジや黄色の鮮やかな花が、まるで星のように美しく咲き誇る「アスクレピアス」。暑さや乾燥に強いため、真夏の庭も長くカラフルに彩ってくれます。じつは、美しいだけでなく「蝶が集まる花」としてもガーデナーに大人気。この記事では、初心者でも失敗しないアスクレピアスの育て方のポイントをはじめ、人気の品種や、知っておきたい毒性への注意点まで分かりやすく解説します。
自宅の庭を蝶がひらひらと舞い遊ぶ――そんな憧れのバタフライガーデンづくりにアスクレピアスを育ててみませんか?
アスクレピアスの基本情報

植物名:アスクレピアス
学名:Asclepias
英名:milkweeds、butterfly weed
和名:ヤナギトウワタ(柳唐綿)、トウワタ(唐綿)など
その他の名前:ミルクウィード
科名:キョウチクトウ科
属名:トウワタ属
原産地:南北アメリカ、熱帯アフリカ、アジア
形態:一年草・多年草
アスクレピアスの学名はAsclepiasで、属名がそのまま流通名になっています。キョウチクトウ科(旧分類ではガガイモ科)トウワタ属の多年草です。原産地は南北アメリカ、熱帯アフリカ、アジアで300種ほどが確認されています。種が多く、草丈や耐寒性に幅があるため、購入の際に性質をラベルで確認しておくとよいでしょう。国内で主に流通しているのはアスクレピアス・クラサヴィカ(トウワタ)とアスクレピアス・ツベロサ(ヤナギトウワタ)の2種。アスクレピアス・クラサヴィカは寒さに弱いため越年しないことが多く、一年草として扱われていることもあります。
アスクレピアスに集まる蝶。Sari ONeal/Shutterstock.com
アスクレピアスの花や葉の特徴

園芸分類:草花
開花時期:4~10月
草丈:30~200cm程度
耐寒性:やや弱い
耐暑性:強い
花色:白、赤、オレンジ、黄色
葉の付け根から花茎を伸ばし、頂部に10~20個の小さな花が集まって咲きます。花後に莢をつけ、熟すと弾けて、卵形で綿毛がついた小さな種子が現れるのが特徴です。茎はあまり分枝せず直立し、葉は細長く対生につきます。

