バタフライガーデンにおすすめ

アスクレピアスの英名「Butterfly weed」を直訳すると「蝶の雑草」で、蝶が集まる植物としても知られています。花から花へと優雅に舞う蝶が現れる庭は生命力が感じられるとして、「蝶を呼ぶ庭づくり」にはブッドレアやユーパトリウム、アガスターシェ、ネペタ、モナルダなどと同様に注目されている草花の一つです。
アスクレピアスの注意点と対処法

アスクレピアスは毒性のある乳液を持っていることや、種が広がりやすいことなど、扱いに注意しておきたい点があるので、この章で詳しくご紹介します。
茎などの切り口から出る白い液や誤食に注意する
アスクレピアスの手入れをする際に茎葉などを切り取ると、切り口から白い乳液がポトポトと流れ出します。この乳液が手などにつくと、敏感な方は強いかゆみを感じ、かぶれてしまうことがあるので注意してください。作業の際はゴム手袋をはめておくとよいでしょう。
アスクレピアスは全草に毒性があり、口にすると嘔吐や下痢などの中毒症状を引き起こします。人間だけでなく犬や猫などのペットにも有毒なので、ペットや子どもが誤って口にしたり乳液に触れないよう注意しましょう。
切り花にするときは「水切り」をして乳液を洗い流す
アスクレピアスを切り取ると、切り口から白い乳液が流れ出てきます。水揚げの際はこの乳液が出なくなるまで流水で洗い流すことがポイントです。乳液が残っていると、水あげが悪くなって花瓶に飾ってもすぐにしおれてしまいます。
こぼれ種で周囲に広がらないよう「莢」を切り取る
アスクレピアスは花が咲いた後に、種子の入ったやや大きめの莢をつけます。その莢が茶色くなって弾けると中から綿毛を持った種子が現れ、そのまま放置すると風に乗って遠くまで飛んでいくことがあります。外来種のアスクレピアスが周囲へ広がると生態系に影響を与える恐れがあるため、莢を早めに切り取り敷地内のみで栽培することを心がけましょう。
