老後の安心のためのお金が「不安の種」に…退職金で外貨建て保険を契約
Cさん(60代・男性)は退職金を受け取ったあと、外貨建て終身保険に加入しました。
「退職後に少しずつ取り崩しながら使おうと思っていました」とCさんは話します。
当初は納得して契約したものの、その後は評価額の変動が気になるようになります。「いつになったら動かせるのだろう」「このままで大丈夫なのだろうか」と、常に不安を抱えるようになりました。
老後の安心のためのお金が、いつの間にか不安の種になってしまっていたのです。老後資金として使うのか、長期で運用するのか。目的が曖昧なまま契約したことが原因だったと考えられます。
「専門家が勧めるなら安心」の落とし穴…ラップ口座で驚きの元本割れ
長年続けた商売をたたみ、まとまった資金を受け取ったDさん(60代・女性)が銀行から勧められたのは「ラップ口座」でした。
「長年お付き合いしている銀行さんですし、お金の専門家が勧めるなら間違いないと思ったんです」と話していましたが、後日届いた報告書を見ると元本が減っていて驚いたそうです。
Dさんのケースでは、商品の内容よりも担当者を信頼して契約してしまったことがうかがえます。信頼関係は大切ですが、担当者への信頼と金融商品に対する理解はまったくの別問題です。
