ユニークなガーデンパーティー

庭やバルコニーといった屋外空間を存分に楽しむなら、パーティーを開くのが一番!
先日、6月の私の誕生日に、ガーデンブランチを楽しむ機会がありました。家族が私に内緒で友人たちを招待し、我が家のパーマカルチャー・ガーデンでサプライズパーティーを企画してくれたのです。

会場となったのは、幅約2m、長さ約3mの、黒いマルチシートが敷かれたスペース。周囲には桜の木や皇帝ダリア、ブルーベリー、カンナ、ハナショウガ、キクイモ、そして背の高いビワの木を植えています。午前中は自然な木陰ができ、時には桜とビワの木の間にピンク色のハンモックを吊るすこともある、お気に入りの場所です。
パーティーのスタートは朝8時半。テーブルと椅子が用意された場所に、木々の陰や茂みに隠れていた友人たちが登場し、ブランチを楽しみました。フィンガーフードは、ストラタ(アメリカ風のパンプディング)、フランス風のキッシュ、各種サンドイッチ、フルーツスティックなど。そしてフルーツジュース、紅茶、コーヒーといった飲み物が並びました。美味しい食卓に加え、折りたたみ式のアルミ製ガーデンベンチや、アジサイやシャクヤクといった庭の花々に、ブルーベリーの枝、チコリの一種のラディッキオ、パセリなどをアレンジしたエディブルプランツや野菜をあしらったブーケという最高のプレゼントも嬉しかったです。

とてもユニークで本当に楽しい一日の始まりとなった、このガーデンパーティー。これほど多くの友人が一度にガーデンに集まったのは初めてで、素晴らしい体験になりましたし、これからもこの場所で楽しい時間をたくさん過ごしたいと思っています。

さて、こうしたガーデンパーティー・スタイルの大きな利点は、自宅の室内を特別に片付けたり掃除したりする必要がないこと。朝という時間帯もおすすめ。親しい友人たちと朝食や昼食を一緒に楽しむのは、一日の始まりとして最高です。
ガーデンパーティーのリスクとしてすぐに思いつくのは、次のような点があります。
- 天候:雨が降った場合、大人数を同時に自宅にお招きしなくてはなりません。
- 運搬:テーブル、椅子、そして食べ物をパーティーの場所まで運ぶ必要があります。
私の場合は、友人たちが実用的で軽量なキャンプ用の椅子やテーブルを持っていたため、簡単に持ち運びできました。
また、屋外で心置きなく楽しむために欠かせないのが、虫対策。今回は周囲に蚊取り線香を焚いたおかげで、虫に悩まされることも、刺されることもありませんでした。
“エディブル”なフラワーアレンジメント

誕生日にもらったブーケに入っていたラディッキオは、しばらく飾っていても形が崩れることもなく、フレッシュな姿のまま。聞けば食用可能ということだったので、数日後にサラダ菜を切らしたときに食べてみることにしました。ブーケをばらしてみると、他のハーブや花と高さを揃えるため、木製の棒に刺さっていたことが分かりました。目を引くアイキャッチャーでありながら、とてもセンスよくアレンジされていたので悪目立ちすることもなく、ナチュラルになじんでいました。

扱いやすい丸い形で、ほのかな苦味のあるラディッキオは、ミックスサラダに彩りとヘルシーさをプラスしてくれる食材。ラディッシュ、生のニンジン、キュウリ、その他ベビーリーフなどと混ぜ合わせた大きなサラダボウルは、ドイツの夕食の定番です。黒パンとソーセージを添えて食べるのがドイツ流です。
近年、ドイツではこうした苦味のある野菜や在来種の野菜への関心が高まっています。特に、食生活や胃腸の健康に気を付けている人やガーデナーに人気があるようです。ラディッキオは自宅でも栽培でき、秋の涼しい時期に種播きをするのがおすすめです。

誕生日にもらったアレンジには、青い実のついたブルーベリーの枝や、触るとよい香りが立つパセリのシードヘッド、アジサイの花も入っていました。こうした食用野菜や果物を使ったフラワーブーケは、グリーンなプレゼントのアイデアとしても素敵ですね。
