おすすめハーブ タイム

果樹やハーブを庭で育てていれば、友人や近所の人たちにおすそ分けでき、コミュニケーションのツールにもピッタリ。幅広い品種があり、グラウンドカバープランツとしても優秀なタイムは、育てやすいおすすめハーブの1つです。色や香り、風味もさまざまで、グラウンドカバーにすれば、地面を覆って保護し、乾燥しすぎるのを防いでくれます。
私のお気に入りは、明るいライムグリーンの葉を持つレモンタイムや、優秀なグラウンドカバーとして知られるイブキジャコウソウ、ロックガーデンによく利用されるティムス・プラエコクスなど。
タイムは蜜源植物としても知られ、ミツバチなど花粉を運ぶ昆虫(ポリネーター)をたくさん引き寄せます。開花時期も早く、ミツバチやチョウたちにとって嬉しいご馳走になります。
庭を彩る“緑×紫”のコンビ
タイム&アリウム

タイムの間に高さのある紫色のアリウムを植えると、素敵なコントラストが生まれ、植栽に立体感も生まれます。この組み合わせは地植えの庭だけでなく、コンテナガーデンにもおすすめ。どちらも日当たりと水はけのよい、乾燥気味の環境を好むという共通点があるのも組み合わせのポイントです。
タイムと相性のよい植物にはほかに、ローズマリー、セージ(サルビア)、オレガノ、セイボリーなどがあります。ぜひお気に入りの組み合わせを見つけて、ガーデンに取り入れてみてはいかがでしょうか。
Credit 話 / Elfriede Fuji-Zellner - ガーデナー -
エルフリーデ・フジ・ツェルナー/南ドイツ、バイエルン出身。幼い頃から豊かな自然や動物に囲まれて育つ。プロのガーデナーを志してドイツで“Technician in Horticulture(園芸技術者)”の学位を取得。ベルギー、スイス、アメリカ、日本など、各国で経験を積む。日本原産の植物や日本庭園の魅力に惹かれて20年以上前に日本に移り住み、現在は神奈川県にて暮らしている。ガーデニングや植物、自然を通じたコミュニケーションが大好きで、子供向けにガーデニングワークショップやスクールガーデンサークルなどで活動中。
Photo/ Friedrich Strauss Gartenbildagentur/Stockfood
まとめ / 3and garden
スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
