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「変われなくていいなら、やめていい」桜井日奈子が30歳を前にたどり着いた“自分を変える方法”

「変われなくていいなら、やめていい」桜井日奈子が30歳を前にたどり着いた“自分を変える方法”

◆「自分の言葉」を持つ人たちへの憧れ

桜井日奈子
——「日々を懸命に生きる全ての人の背中を押してくれる作品になっている」とコメントされていましたが、桜井さん自身が、エンタメ作品を通じて背中を押してもらった、という経験はありますか?

桜井:
エッセイが好きなんです。特に大久保佳代子さんと、ヒコロヒーさんと、シソンヌのじろうさん。3人とも、もともと好きな芸人さんで、みなさんエッセイを出されていて読んでいるんですけど、この3人に共通して言えるのが「自分の言葉をちゃんと持って、日常をエンタメにしている人たち」なんです。そういう方々に憧れています。芸人でありつつ、他のフィールドでもたくさん活躍されているし。どうしたらああなれるんでしょうね、答えが見つかりません(笑)。

——お三方とも独自の世界観を持ちながら、自分を客観視できていそうです。

桜井:
そうですね。最近こうした取材の時に、自分の大事な作品を、ちゃんと自分の言葉で「こういうところを見てほしい、こういうところが魅力だと思っています」と伝えてこられただろうか、ということをすごく考えるんです。いろんなプロが関わって、ライターさんもそうだし、事務所の方がいろいろ調整してくださったりして、情報はちゃんと世に伝わっているはずなんですけど、自分の言葉の拙さみたいなのを痛感します。

◆一生役者をやっていくためにも、ちゃんと言葉と向き合いたい

桜井日奈子
(C) 『死神バーバー』製作委員会
——取材する側が言うことではないのですけど、作品完成後の宣伝だけでも大変だと感じます。

桜井:
以前は「まだ若いから」みたいなのが許されていた節があるけれど、30歳も見えてきて、そろそろちゃんと言葉を武器にして生きた方が、自分がなりたい役者であり人間に近づけるかなと。日本語って難しいですよね。些細なニュアンスで意味が変わる。俳優をやっているのに台本を読むのが少し苦手なところがあって。行間を読んだりとか。難しいけれど、一生やっていきたいと思うのであれば、やっぱり言葉とは向き合わないといけないと思っています。

——ご自身でもエッセイを書いてみたいとは。

桜井:
思います。出してみたいです。あとラジオもやってみたいです。ラジオって、家事をしながら聞いたり、ひとりでご飯を食べながら聞いたりすると、誰かと食べているような気持ちになったりして、日常に寄り添ってくれるものだと思っていて。でも、ラジオもやっぱり言葉じゃないですか。だから本当に勉強したいんです。


配信元: 日刊SPA!

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