「ようやく本領発揮か」と期待が高まっていた矢先、今井達也は再び現実を突きつけられた。
◆直近2試合の好投ムードから一転…本拠地で悪夢の大炎上
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日本時間2日、アストロズの今井は本拠地で行われたツインズ戦で先発先発マウンドに上がった。しかし、5四球、2本塁打を浴びる乱調で、2回持たずに5失点で降板。防御率は再び6点台に悪化した。
試合前、球団の公式Xは今井の背番号「45」と、ヒューストンからダラスを結ぶ州間高速道路「I-45」をかけ、「I-45 time」と投稿。エース候補への期待を込めたメッセージだったが、試合開始直後から返信欄や引用欄は批判で埋め尽くされた。
「こんな酷い投手は見たことがない。今すぐチームから外すべきだ」
「今まで見た先発投手の中で最悪だ」
「打たれるだけならまだしも、ストライクも入らない」
「大型契約で、防御率は6点台、1試合平均の投球回は4イニング程度だ」
アストロズと今井は今年1月に3年総額5400万ドル(約85億円)の契約を結んだが、その期待値と冴えない成績を比較する投稿まで現れた。
SNSの反応は極端になりがちだ。それでも、この日の投球を見れば、批判が殺到した理由は理解できるだろう。
落胆が大きかったのは、それまでの2試合で復調気配を見せていたこともあっただろう。今井は直近の2試合で12イニングを投げ、わずか3失点、合計21個もの三振を奪っていた。150キロ台のストレートとスライダーがようやくかみ合い、「これが本来の今井だ」という見方も増えていた。
◆再び露呈した立ち上がりの制球難
しかし、この日は直近2試合とはまるで別人だった。むしろ、それ以前の苦しんでいた頃の姿へ逆戻りしたと言った方が正確だろう。初回からボールが先行し、自ら苦しいカウントを作る。ストライクを取りにいった球は痛打され、四球と長打が重なる悪循環。5四球2被弾という数字以上に、初回から主導権を相手へ渡してしまったことが痛かった。
もっとも、「今井はメジャーでは通用しない」と結論付けるのはまだ早い。球速は150キロ台を維持しており、空振りも奪えている。問題は球威ではなく、立ち上がりの制球だ。
開幕から12試合。今井は“自滅パターン”を何度も繰り返してきた。ボールが先行し、ストライクを取りにいった球を痛打される。試合序盤にリズムを失い、そのまま早い回に降板する。この流れを断ち切れない限り、どれだけボールに威力があっても先発ローテーションを守り続けることは難しいだろう。
直近2試合で「ようやく壁を越えた」と期待したファンほど、今回の乱調には失望したのではないだろうか。

