◆「まだ見限るのは早い」擁護論もある今井を巡る現状
とはいえ「初めてのメジャーなのだから慣れるには時間がかかる。もう少し辛抱強く見守るべきだ」という声もSNSでは見られた。実はこの意見には一理ある。日本で実績を積み重ねた投手であったとしても、ボールもマウンドも打者のアプローチも違うメジャーでは、適応に時間がかかることは決して珍しくない。
またアストロズが我慢強く今井を起用しているのにもわけがある。先発投手陣には故障者が相次ぎ、代役も潤沢ではない。
だからこそアストロズも簡単には今井をローテーションから外せない。序盤に崩れるリスクを承知の上で、その先にある投球を期待しているのだ。
◆トレード期限が迫る中で今井に残された時間は多くない
ただ、2~3週間後には今井を取り巻く状況が大きく変わる可能性もある。トレード期限が近づき、アストロズが新たな先発投手の補強に踏み切れば、より苦しい立場に追いやられることになる。今井は優勝を狙うチームのローテーションを任されている以上、試合を壊さない投球は最低条件。今回のような自滅は厳しく評価されても仕方がない。時間的猶予は限られている。

