アジサイはクラフト素材としても幅広く楽しめます

バラ‘芽衣’がつたう古い小屋の中は、腰高まで張ったレンガに白い漆喰風の壁、そしてマントルピース風の棚と、さながらイギリスのコテージ。棚の上などのあちらこちらで、アジサイのドライが空間の雰囲気を高めています。


ドライにしたアジサイは、花のボリュームをそのまま生かして花束のように花瓶に入れているだけで絵になります。また、押し花にして絵画的に飾ったり、キャンドルに閉じ込めたりと、幅広く使えるクラフト素材。咲いていたころの思い出も一緒に、いつまでも眺めていたいインテリアとして重宝しています。
植物を愛し、人と繋がる。幸せ時間を生み出す牧さんのガーデン

バラもアジサイも、植物最後の時までを慈しみながら、庭づくりを楽しんでいる牧さん。「こだわった品種もあるけど、園芸店で値下げされた品種名がわからないものもたくさん植わっているんですよ。」と、肩の力を入れすぎずに向き合う姿勢が、心地よさを生み出しています。バラと同様、昔から好きな植物の一つで、地元の花でもあるアジサイを少しずつ集めて育てること13年。いつも大好きなイギリスを感じながら、ガーデン好きの人々との交流の場として活用できる、幸せ時間を生み出すガーデンです。
写真提供(*)/牧勝美
Credit 取材&文 / 井上園子 - ライター/エディター -いのうえ・そのこ/ガーデニングを専門としたライター、エディター。一級造園施工管理技士。恵泉女学園短期大学園芸生活学科卒。造園会社、園芸店を経て園芸雑誌・書籍の編集者に。ガーデニング以外の他分野のPR等にも携わる。自身もガーデニングを楽しみながら、美術鑑賞や旅行を趣味にする。植物を知っていると、美術も旅も楽しみの幅が広がりますね。
写真(*以外) / 3and garden
スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
